今年もユキモチソウたちが元気に咲いてくれました〜テンナンショウの仲間はおもしろい〜

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ユキモチソウが咲きました

うべの石ころ

先日、武蔵鐙むさしあぶみが開花したというお話をしました。

 

 

あれからおよそ1週間。

最高気温が20度を超え始めたなぁと思い始めた、2024年4月中旬。

ユキモチソウもようやく開花しました!

うべの石ころ

何度みてもそのフォルムは可愛いですね。

 

今日は家のテンナンショウの仲間たちが開花したのでその様子をお届けしたいと思います。

 

昨年家の庭に生えていたのを発見してから興味をもった

天南星てんなんしょうの仲間たち。

その独特の容姿から近年人気も高まっているのだとか。

 

手元にある書籍などで調べたものをまとめてみます。

テンナンショウの仲間
・開花期:4月〜5月
・サトイモ科テンナンショウ属
・およそ150種類が存在しその内50種類が日本にある
・主として湿った山林などに生える

 

うべの石ころ

存在する品種のおよそ1/3が日本にあるということで、日本ではさまざまな仲間を見ることができるようです。

ただ、水枯れや凍結が致命傷となる品種もあり、国内でも生育する環境は選ぶようです。

 

そんなテンナンショウの仲間たち。

我が家でも育てていて、今年も無事に開花してくれました。

昨年の様子もまとめているので、こちらもぜひご覧ください。

 

【今年も咲いてくれたユキモチソウ】

 

うべの石ころ

この白いお餅のような部分がゆらゆらと揺れる姿はなんとも可愛らしいですよ。

【まさに名前の通りのユキモチソウ】

 

1年ぶりに元気に咲いてくれました。

 

実はもうひとつ育てているものがあります。

【ウラシマソウもとても元気に咲きました】

 

うべの石ころ

この見た目の方が驚く人もいるかもしれません。僕も最初は驚きました。

 

その名の通り、浦島太郎が釣り糸を垂らしている姿に見立てての名前です。

【すごく独特なフォルムです】

 

うべの石ころ

植物を育てて観察していると、なんでわざわざこんな姿をしているんだろうという疑問も湧いてきてとてもおもしろいです。

まさに釣り糸を垂らす姿そのものですね。

 

ちなみに、4月のあたまに一足先に開花した地植えのムサシアブミはというと。

【まだまだ元気なムサシアブミ】

 

まだまだ元気な姿で咲いています。

そしておそろしく大きく成長しているのでした。

【葉の大きさは30cmを超える】

 

うべの石ころ

葉っぱの大きさは掌の大きさをゆうに超え、めちゃくちゃ大きく元気に育っています。

おそらく祖父が植えたものだと思うのですが、どんどん分球しているのか庭のあちこちで咲き始めています。

この大きさが3つ。小さいものをあわせると10個ほど咲いています。

 

うべの石ころ

庭の木に覆われて、強い光や西日が入らない環境と、冬も温暖な山口の瀬戸内側の気候と相性が良いのでしょうか。

今後も様子を見守っていきたいと思います。

 

いずれにせよ、テンナンショウの仲間は桜のようにすぐに花びらが散ったりするわけでもないので、

一度開花するとしばらく楽しむことができるのも個人的に好きなポイントです。

 

主な管理方法

今年も咲いてくれたテンナンショウの仲間たち。

しかし実は特に手入れをしっかりと行っていたわけではなく、ずっと軒下に放置したままになっていました。

うべの石ころ

梅雨の時期くらいになるとだんだんと枯れていき、地上部がなくなるのですが、転職などもあり仕事に集中するあまりその存在が頭の中から消えてしまっていたのでした。

 

春になってきて、「そういえば」と鉢を覗いてみると土の表面から頭が出ているのを発見。

今年はちゃんと世話をしなければと思い、あらためて管理方法を書籍でしっかりと調べてみました。

これが絶対の正解ではないですが、忘備録として残しておきます。

 

【テンナンショウの管理方法】
用土】:土は山野草の土を使用(水捌けの良い肥沃な用土)
【鉢】:3〜5号(1個に4号鉢くらいが一般的)
置き場所】:一年中明るい日陰が理想。場所がない時は遮光ネットを利用して遮光する
水やり】:早春から成育期にかけては1日1回午前中にたっぷりと水をやる。夏は涼しくなった夕方に。休眠期は乾燥しない程度に与える
植え替え】:2、3年に1回。10月〜12月頃の休眠期に行う(3cm〜5cm程度の深さに)。このとき、分球して自然に外せそうなものは分球させ3号鉢に植え替え。
肥料】:植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として混ぜ込む。芽が出たら置き肥。生育期は液体肥料を月に1、2回程度与える

わが家では昨年追肥こそしませんでしたが、元肥としてマグァンプKを入れていたからか、今年もしっかりと咲いてくれました。

 

この肥料を植え付けの時に元肥として加えるととても元気に咲いてくれる印象があります。

うべの石ころ

いずれにせよ、今後もしっかりと育てていきたいですし、新しい仲間も増やしてみたいので、今後も試行錯誤しながら育ててみたいと思います。

 

今回はわが家で今年も咲いたテンナンショウの仲間たちをご紹介しました。

昨年はユキモチソウだけ記録として残していましたが、実はその後ウラシマソウも迎え入れていたのでした。

この独特の姿は育てて眺めているとどんどん愛着が湧いていきます。

うべの石ころ

普通のお花を見るのとはまた違った感覚になってとても面白い世界だなと感じています。

 

1年の今の時期だけ咲くのですが、咲いたらしばらくはそのままでいてくれるのも良いですね。

日本にはさまざまな種類があるようなので、今後もいろいろと探してみたいと思います。

 

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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