土壌改良して種から野菜を育ててみたい〜なすとピーマンの種まきから植え付け〜

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今年からいろいろと野菜を育ててみます

うべの石ころ

わが家には使っていない10坪ほどの小さな土地があるのですが、ここが今までは草が生え放題の荒地でした

ここで野菜が育てられないかなぁ

と考え、山口に帰ってきてから草抜きなど少しづつ整理を進めて気づけば1年が経ちました。

だんだんと野菜が育ちそうな土壌に近づいてきたので、

ようやく先日なすとピーマンの苗を植え付けました

何も知らない人間の家庭菜園でどれくらいの野菜が収穫できるのか、自分には未知の世界ですが

今後はその様子も残していきたいと思います。

数年前までは青果に関わる仕事をしていました。

そのため店頭で野菜や果物の選び方や食べ方などを提案するためにいろいろと勉強したりもしていました。

うべの石ころ

ある程度農産物についての知識はあったのですが、それはあくまでも食べ方や選び方での話で育て方なんて考えたことはありませんでした

都会に住んでいるとなおさら目にする機会もありませんからね。

少し話がそれますが、僕が当時青果の仕事をしているときに読んでとても面白かった本があります。

杉本晃章 『あなたは本当に美味しい野菜を食べていますか?』 竹書房 2010/3/1

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現在は紙での書籍は出ていないのかもしれません。

うべの石ころ

こちらの本は、よくある美味しい野菜の見分け方のような本とは違う点が面白かったですね。

そもそもその野菜や果物の本当に美味しい季節はいつなのか。

どこの産地のなんという品種がおすすめなのかという点までプロの視点から熱く語られており、

本当に美味しい野菜」の意味の側面を垣間見ることができました。

今でもたまに読み返したりしています。

自分も多くの方と話をしてきましたけど、

国産にこだわる方は多いですが、産地や品種にこだわる人はかなり少ない印象です

そういう意味で、よくある野菜の見分け方の本とは違った面白さがあり、当時非常に参考にもなりました。

うべの石ころ

四条河原町の高島屋の地下でこの本に紹介されている品種や産地の野菜を探したりしたなぁと、今となってはとても懐かしい思い出です。

話を戻して、

野菜が育つためには土が大事だとはわかっていましたが、20年以上なにもせずに放置され続けてきたこの土地で

はたして野菜を育てることができるのか、小さな挑戦をはじめたのが1年ほど前で昨年の2月頃。

本を読んだり、ネットで調べたりしながら空いた時間で進めていました。

最近はYouTubeでも勉強できるので素晴らしいですね

こちらは高知県高知市の畑で野菜など農産物の育て方に関する情報を提供されている

ひろちゃん農園」の土づくりの方法が解説された動画です。

うべの石ころ

有機物を中心に微生物を増やし、少しづつふかふかの土に近づけて行くための情報はとても参考になりました。

そのほかにも土壌改良で調べていろいろと試してみました。

主にやったこと
・草抜き
・瓦礫撤去
・有機石灰の混ぜ込み
・堆肥の混ぜ込み(牛糞、バーク)
・籾殻と米ぬかの混ぜ込み

中でも大変だったのが瓦礫の撤去

わが家の荒れ地は耕してみてわかりましたが、掘れば掘るほど出てきます

しかも出てきた瓦礫をどのに捨てるのか問題もあって、処分もなかなか大変でした。

宇部市の瓦礫の処分方法は市のHPに載っていました。

堆肥や石灰を近くのホームセンターで購入、米糠は精米器から調達したり。

瓦礫を撤去しては捨て、くわで有機物をすき込む1年を続けたのでした。

うべの石ころ

といってもいまでもまだまだ瓦礫は出てくるし、土は硬い場所もたくさんあるしで大変ですが少しづつ変化してくる様子が嬉しくて続けていました。この点はこれからも続けていきたいと思います

10坪の土地でこれなので、あらためて農家さんの大変さがよくわかりました

なすとピーマンの種を蒔いた様子

種は近くのホームセンターで買ってきました。こちらです。

品種など何も考えすに選びました。

種蒔き:3月4日

まだまだ寒い季節。種の発芽適温の25℃前後にはまったく届きません

なのでこちらを使ってみました。

100均にある小さなタッパー。

こちらに水を湿らせたキッチンペーパーを入れて、その上に種を蒔きました。

こんな感じです。

【たぶんこれはピーマン】

あとはフタをしてあたたかい場所で保温しながら日々様子を観察。

湿った状態を維持しながらも、たまにふたをあけて酸素も取り込みながら見守ること10日ほど経った頃。

発芽:3月16日

種が発芽しています!

あとはこれを種まきようの土の入った育苗ポットに蒔いてみます。

まだまだ外は寒いので、囲いをしてみたりなるべく日の当たる場所に置いてみました。

すると

芽が出てきました:3月20日

これ以降の写真は撮れていないのですが、しっかりと成長してくれて無事に春を迎えることができました。

といってもやはりいくつかは芽が出ることなく終わってしまったので、少し多めに蒔いておくのが良いかもと思いました。

成長を見ながら液体肥料を与えたり、少し大きなポットに植え替えたりとするうちに

徐々に苗が大きく成長してくれました。

なすやピーマンは苗が大きくなるのに時間がかかるとは聞いていましたが、気づけば6月

お店ででたくさん売られていた野菜の苗たちが徐々に姿を消す中、わが家はまだ植え付けできていませんでした。

うべの石ころ

平日は仕事で1日家にいなかったりで植え付けまで時間がかかってしまいました・・・。

しかし、苗は無事に植え付けに適している状態と言われる一番花がついた状態まで成長してくれました。

いよいよ植え付けを行います!

植え付け:6月8日

支柱を挿して麻縄で結びました。

うべの石ころ

山口県宇部市は海に近いこともあるのですが、京都に住んでいた頃に比べて非常に風が強く吹く日が多い印象があります。

支柱がないと一瞬でやられてしまいそうなので、ここは丁寧に行いました。

くわで高畝を作って、50cm間隔くらいに植え付けてみました。

本当は黒いマルチシートをかけたかったのですが、時間がなかったので今回は割愛。

代わりにマルチングココチップでマルチングをしました。

こちらは家の近くのホームセンターで購入。

たくさん入っていて700円ほどなので、わが家はお花などにも結構使っています。

普段はなるべく薬などは使わずに、ニームや木酢液で対応しているのですが

これから梅雨に入るとさらに虫の被害が出てしまいそうなので、合わせてこちらを使用しました。

うべの石ころ

虫の対策と合わせて同時に病気の対策もできる粒剤は家庭園芸では初とのこと。効果に期待したいと思います。

これでとりあえず植え付けまで終わらせることができました。

これから梅雨に入り、高温多湿の季節にどれほど成長してくれるのか見守っていきたいと思います。

2mmくらいしかなかった小さな種が日に日に大きくなっていく様子は見ていて楽しいですね。

これから無事に収穫までたどり着くことができるのか、今後も様子をチェックしたいと思います。

家庭菜園ではこちらの本が分かりやすくていつも参考にしています。

うべの石ころ

地植え・プランター両方の育て方がカラー写真付きで掲載されていて、品種も含めて家庭菜園のレベルはほぼほぼ網羅されているのではないでしょうか。

現在はネットの情報とこちらの本との往復で参考にしつつ育てています。

そのほかにもミニトマトなども今年から育ててみることにしてみました。

プランターでも育てているので、これらの様子も今後まとめていきたいなと思います。

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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