ミニチュア日本庭園をつくろう〜和食器とコケを組み合わせると一気に雰囲気が出てきました〜

目次

和食器とコケを組み合わせる

4月になりどんどん暖かくなってきましたね。

今年の山口県は先週(2024年は4月6、7日)頃に桜が満開を迎えていました。

 

そして

うべの石ころ

今の時期園芸店に行くと、ものすごい多くの種類の草花たちが販売されていて、行くだけでも面白いですよ。

 

この時期になると、通常のお花たちに加えて

店頭には多くの山野草も並んでいるのを目にするのですが、

先日お店に行ってみると山野草に加え、そこにもみじも売られているのを見かけました。

うべの石ころ

こういうのをみると、和物の鉢に植え付けて育ててみたいなぁという気持ちが湧き上がってきます。

 

以前ミニチュア日本庭園を作ってみようと考えて作成したことがあり、記事にも書きました。

 

以前は100均のお皿に植え付けてみたのですが、

今回は和食器とコケを組み合わせて育ててみたいなぁと思ったので、

同じように作成してみようと考えました。

 

といっても、育て方や管理方法はまだまだ完全な素人

うべの石ころ

ネットで調べたり、本を読んだりと失敗を繰り返しながら経験を重ねていくしかないので、今後もいろいろと試行錯誤を繰り返しながら挑戦してみたいと思います。

では今回はどのような感じに仕上がったのか、ぜひご覧ください。

 

和食器を鉢として利用する

我が家は築80年を超える古民家。

曽祖父の代から残されている焼き物や器などがたくさん残っています。

うべの石ころ

これらを有効活用できないだろうかと考えているときに、鉢にしてしまおうという考えにいたったのでした。

 

和の植物は駄温鉢でも良いのですが、個人的には和風の茶碗なんかに植え付けてみたいなぁというのがあります。

 

鉢底の穴はどうやって開けるの?

という点に関しては、以前詳しく解説した記事があるのでそちらもぜひご覧ください。

 

うべの石ころ

もう使わなくなってしまったお茶碗や100均のお皿なんかも植木鉢として利用することができるようになるのでガーデニングの幅が一気に広がった気がします。

これらにコケをプラスして植え付けるだけでも雰囲気がまったく変わって、とても面白いですよ。

特に、日本庭園の一部を切り取ったような風景が個人的には好きです。

玄関前の軒下なんかに置いておくだけでも雰囲気が出てきます。

 

植え付けてみます

今回はこちらを植えてみたいと思います。

茶碗の鉢にはあらかじめ穴を開けて鉢底ネットを入れています。

【富士桜 桃富士】

 

売り場の隅で半額になっていたのを連れて帰りました。

 

【モミジの幼苗】

 

うべの石ころ

植物学的にはモミジもカエデも同じカエデ科の植物なのですが、盆栽の世界では切れ込みが5つのものをモミジ3つのものをカエデと呼び分けているそうです。

 

【和風の茶碗とよく合いますね】

 

【これはおそらく100均で購入したお皿】

 

これらをこのお皿の鉢に植え付けていきます。

せっかくなので、ヤマゴケも一緒に合わせてみようと思います。

【ふさふさで光に当たると緑が美しく輝きます】

 

うべの石ころ

土は花ちゃん培養土赤玉土桐生砂を混ぜ込んだものを使用してみました。

 

うべの石ころ

針金をかけた方がよりおもしろい樹形になるのかもしれませんが、今回は時間がなかったのでそのまま自然の樹形で育ててみたいと思います。

【富士桜 桃富士の盆栽仕立て】

 

【モミジの盆栽仕立て】

 

モミジには近くの海岸で拾ってきた石を配置してみました。

うべの石ころ

石が一つあるだけでもなんとなく里山の風景のような趣を感じることができて個人的には好きです。
海岸にこのような植え付けに合いそうな石を拾いに行くのも楽しいですよ。

浜辺をゆっくりと歩いて石を探すだけでも、海の漂着物を収集する「ビーチコーミング」につながる部分があるような気がしています。

 

基本の管理方法

うべの石ころ

本などで調べて基本の管理方法をまとめてみました。

【サクラ】
もともと剪定するとその部分から枯れ込んでしまう性質があるため、盆栽に用いられるのは剪定に強いと言われる富士桜、一才桜、旭山桜など。

置き場所】:日当たりと風通しの良い場所。夏の西日は避け、冬は軒下へ。
【水やり】:乾燥に弱く水を好む性質のため、水切れに注意。ただし、やりすぎると反対に花つきが悪くなる
【剪定】花後に長い枝を切り詰める(1/3程度まで)。細長く徒長した枝には花芽がつかないので、このような枝は短く剪定しても良い。梅雨頃から7〜8月頃にかけて花芽が作られるため、花後の剪定は梅雨に入る前の5月頃までに終わらせる。剪定した場所に癒合剤をぬり、とにかく切り口から菌が入り込まないように注意する。
【肥料】:真夏と真冬を除いた4月〜11月の間に月に1回固形肥料を置き肥する。

 

昨年は西日が強く当たる場所に置いてしまい、いくつかダメにしてしまったので、今年は置く場所と水やりに気をつけてみようと思います。

 

【モミジ】
置き場所】:日当たりと風通しのよいところに置く。秋に美しい紅葉をみるためには夏は寒冷紗やヨシズなどで日除けを行う。冬は風当たりの強くない日当たりのよい軒下などで越冬。
水やり】:鉢の土が乾いたらたっぷりと水やりを行う。特に夏に水切れを起こすと葉先が縮れたりして紅葉が汚くなってしまうので注意。
剪定】:11月以降の落葉後〜休眠期の2月頃に徒長した枝を切り詰める。枝先が二股になるように行うのが基本。
芽摘み】:4〜5月頃に樹形の輪郭線からはみ出した芽を指かハサミで摘み取る
葉刈り】:6月頃に大きく不揃いな葉を取り除くことで、紅葉がより美しくなる。
肥料】:5月と10月頃に固形肥料を置き肥する。

 

芽摘みや葉刈りなどの作業は文字ではわかりにくいので、適宜調べてみるのが良さそうです。

うべの石ころ

といっても、おそらくこれらの作業がちゃんとできるかといったらおそらく難しいと思います。まずは置き場所と水やりからしっかりと行い、気長に育ててみたいと思います。

 

【午前中にしっかりと日の当たる場所に置きました】

 

以前植えてみたもみじも一緒に育てています。

コケも綺麗です。

余った茶碗にはサギソウを植え付けてみました。

 

今回は先日買ってきたモミジと桜をコケと合わせて和風の鉢に植え付けてみました。

 

うべの石ころ

特にコケと石を組み合わせて和風の鉢に植え付けると、日本庭園の一部分を切り取ったような感じがして、個人的にはこういうのも好きです。

 

これからさらに暖かくなると、どんどん成長してくれるのでしょうか。

 

昨年は西日の当たる場所に放置してしまいかわいそうなことになってしまったので、今年は

置き場所に特に注意しながら、まずは梅雨と夏を乗り越えるように管理してみたいと思います。

 

これ以外にも買ってきた植物や今年も咲いてくれた山野草などが出てきているので、引き続き記事にしてみたいと思います(^^)

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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