国内最大級のハマセンダンとはどのような姿なの?
山口県山陽小野田市に国内最大級と言われる「ハマセンダン」の木があります。
以前からその存在は知っていて、いつも近くを通るたびに気になっていました。
【Googleマップより引用後一部加工】
歩いて10分ほどの場所には焼野海岸があります。
海岸沿いは人の賑わいはあるのですが、
いろいろ調べてみる限り、ハマセンダンの木はあまり多くの人が訪れる場所ではないようです。
それでも「国内最大級」というものはやはり気になりますね。
そして先日、茹だるような夏の昼下がりに行ってきました。
その独特な枝振りはあまり見たことがなく、神秘的な樹形の巨木は必見。
今日はそんな山陽小野田市にある「ハマセンダン」の巨木の絶景をまとめてみたいと思います。
ハマセンダン(浜栴檀)はミカン科の落葉高木。三重県以西の本州から沖縄などの暖地の海岸沿いの山林に自生しており、7月から8月にかけて白みがかった黄緑色の花を枝先につけます。
特にここのハマセンダンは樹齢250年以上、樹高15mにもなり国内最大級とも言われています。そして「竜王山のハマセンダン」として山口県の指定文化財にも登録されています。
今はない大浜神社の境内跡の裏手で今も成長を続けています。通常神社に植えられる樹木ではないため、人の手で植樹されたものではなくこの場所に自然に自生したものだと考えられています。
実際に目にしてみると、
一般的に巨木と聞いてイメージする樹形とは少し異なり、その独特な樹形に驚きました。
以下で写真を掲載していますので是非ご覧ください^ ^
訪れたのは2023年7月の下旬になります。
駐車場がなさそうなので焼野海岸に車を停めて、歩いて行ってみました。
【夏の太陽が容赦なく照りつける】
ここから坂道を登りながら10分ほど歩いたところで階段が見えてきました。
ここが入り口です。
【海沿いから坂道を登る。看板が見えてきた。ハマセンダンの木はこの階段の先にあります】
階段はそれほど急でもなく、すぐに登れます。
しかし、やっぱり夏は蚊が多い・・・。
それでも、緑に囲まれる鳥居と差し込む光が美しかったです。
【階段を登ると思わず「おぉ」と声が出る。鳥居と木漏れ日がフォトジェニックな景色を作り出す】
階段を登りきった左手に、神社の拝殿らしき部分が残っている・・・。
ここ大浜神社は既に廃社となっており、今は鳥居や灯籠のみがかつての面影を留めている。
そしてこの後ろに巨大なハマセンダンの木が見えている。
拝殿の右側から回り込んで木に近づいてみよう。
【階段を登り切った左手に神社の跡地がある。拝殿跡らしき石組の向こうに木が見える】
梅雨明け直後もあってか、草木の成長のスピードを実感します。
長袖長ズボンと虫除けは必須の季節です。
【ハマセンダンは通常は神社に植えられる樹木ではない。そのためこの巨木は250年前から自然に自生していたと考えられている】
柵の手前まで近づいて、16mmの広角レンズで撮影してみました。
【これが国内最大級と言われるハマセンダンの巨木。圧巻だ】
【独特の樹形がまたおもしろい】
アブや蚊がすごいので長時間ここで過ごすと大変なことになってしまいそう。
早く帰ろうと足早に立ち去りました。
また涼しくなってからゆっくり見にこようと思います。
訪れたのは真夏の昼下がり。
実際に行ってみて実感したのは、案の定
ある程度虫除けをしていったのですが、それがなければ大変なことになりそうでした。
足元は草木も生い茂っているので半袖半ズボンでは危険だと思います。長袖長ズボンに虫除け対策が必須ですね。
周辺には駐車場はなく、路上駐車も邪魔になってしまうので
今回は焼野海岸に車を止めて歩いて行ってきました。
焼野海岸に車を止め、左手に海を見ながら歩いていきます。
そして写真の矢印の方向へ進み、坂を登って行きます。
【Googleマップより引用後一部加工】
およそ10分ほど歩いたところで、階段が見えてきます。
この階段を登った左手側にハマセンダンの木があります。
※蚊などが出る季節は虫対策をして訪れることをおすすめします。
今回は山口県山陽小野田市にある日本最大級のハマセンダンの木をご紹介しました。
道を歩いているだけでは絶対に気づかない場所で今も成長を続ける姿はどこか神秘的でした。
焼野海岸から歩いて10分ほどの場所にあるので、お散歩がてら見に行ってみるのも良いかもしれません。
神社跡という場所もあって、独特な雰囲気でもありました。
焼野海岸については以前別の記事でも紹介していますので、是非ご覧ください^ ^
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