日没と干潮が重なったときに出会える絶景
先日の夕方、久々にくぐり岩へいってきました。
昨年(2023年)の6月に訪れて以来みたいなので、およそ1年ぶりです。
現在の形は、約4000万年前の地層が侵食と風化を繰り返しながら出来上がったのだそう。
昨年撮影した写真は下記でご覧いただけます。
ここは家のすぐ近くにある場所なのですが、干潮の時間しか行けない場所だったりでいつも
近くの焼野海岸にばかり写真を撮りに行っていました。
休みの日に干潮と日没が重なり、天気も良さげだったので久々に行ってみました。
くぐり岩は山口県山陽小野田市にあります。
※くぐり岩には干潮時しか行くことができません。なので事前に潮位表で確認していくのがおすすめです。
【Googleマップより引用】
地元の人だと「だいたいあの場所かな」とわかるかもしれませんが、初めて行く人は事前に場所はしておいた方がスムーズかもしれません。
というのも、ほとんどの方が車でのアクセスだと思いますが、おそらくカーナビでは出て来ないんじゃないかなと思います。
出てこない場合はGoogleマップで「本山岬公園」と調べて向かうと駐車場まで向かえるかと思います。
「大須恵」交差点からおよそ1.5kmほどまっすぐ進むだけです。
本当にこの先にあるのかと思えるような住宅街の道をひたすらまっすぐ進みます。
すると「本山岬公園」の看板が見えてきます。
ここから先100mほどは軽自動車でも離合出来ない道なので、前方に注意して進んでください。
現在のストリートビューでは通行止めになっていますが、これはおそらく令和3年の豪雨による土砂崩れの影響でしばらく通行止めになっていたので、その時のものだと思われます。現在は通行止めの表示はなく、このまま直進できる様になっています。あと、右手の広いスペースはバスの展開場所になっているので、車の駐車はできません。
ここが駐車場になります。
あとは左手に向かって海岸へ降りて向かいます。
駐車場からは5分ほどです。
駐車場の横に「ビュースポットやまぐち」の看板があります。
さらに階段を降りていくと、本山岬公園の案内板がありました。
今回も夕方と干潮時刻が重なった日に行ってきました。今回使用したカメラはキヤノンのEOS R6にRF14-35mm F4 L IS USMをつけて撮影しています。
【空には印象的な雲が浮かんでいた】
ようやく連日の茹だるような暑さが落ち着き、秋の空気を感じるようになってきました。
【先程の雲は徐々に空へ溶けていった】
【名前の通り穴の下をくぐることができる】
ここは干潮の時間しか来ることはできません。
満潮時は海に沈んでしまいます。
【穴を抜けた先には夕陽が美しく差し込んでいた】
くぐり岩の周辺はゴツゴツの岩場ですが、穴を抜けた先は砂浜になっています。
【砂浜から北九州方面を眺める】
【くぐり岩のちょうど反対側から】
【最後にもう一度正面から】
空が焼ければその情景も撮っておきたいなと思ったのですが、この日は夕焼けが見れそうになかったので
帰路につきました。
くぐり岩の上空は飛行機もよく飛んでいるみたいで、飛行機雲も一緒に撮れることがよくある気がします。
もちろん地質学に興味のある人も楽しめる場所ですね。
ちょうどくぐり岩の反対側に夕陽が沈んでいくので、穴越しの夕陽を撮ろうとやって来られる方も最近よく見かける様になりました。
岩の形と雲の相性が良さそうなので、次は雲がモクモクと出ている様な日にも来てみたいなと思います。
くぐり岩は干潮の時間しかいくことはできません。
一方、干潮時に行っても長時間過ごすと潮が満ちて帰って来れなくなります。
注意案内もありました。
あまりここで長時間過ごすということはないかと思いますが、
おおよそ6時間ごとに満潮と干潮が繰り返されるので長時間の滞在には注意が必要です。
岩場なので歩きやすい服装と靴が必要
行くまでの道も木々に囲まれているので時期によっては虫除け対策も必要です。
お年寄りの方にはかなり厳しい場所かと思います。
街灯がないので夕方は注意が必要
暗くなると足元も見えにくくなるので注意が必要です。
やっぱり自然を楽しむ場所なので、ある程度服装は準備して行ったほうが良いのかなと思います。
久々に夕方と干潮の時刻が重なった日に行ってみました。3連休ということもあって、意外と人がいらっしゃったような気がします。
最近はSNSでも取り上げられることが増えてきたので、その影響もあるのでしょうか。
展望台のようになっている場所もあるのですが、そこからはくぐり岩をみることはできないので、
やっぱり下の海岸へ降りる必要があります。
それでも、山口県にこんな場所があるんだと驚く様な景色が撮影できるので個人的には好きな場所です。
事前に潮位を調べる必要はありますが、一度は見に行くの価値のある場所です。
くぐり岩のすぐ近く(車で5分ほど)には焼野海岸もあり、こちらも夕陽が綺麗に見れる場所として有名です。
こちらは駐車場や砂浜周辺も綺麗に整備されているので、夕方は運動する人や散歩する人でも賑わっています。
マニアックにはなりますが、さらに近くには「長門本山」駅もあります。
電車は1日3本のみのある意味で秘境駅として知られています。
この路線を制覇するために来られる方もおられます。
焼野海岸沿はドライブにも最適な場所なので、近くに来られた際はぜひ海沿いも散策されてみてはいかがでしょうか。
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