山口県の絶景めぐり【東大寺別院阿弥陀寺】〜あじさいの咲いていない季節の風景〜

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あじさいで有名なお寺の夏の終わりの風景

先日(9月下旬)に立命館大学時代の友人が名古屋から山口まで遊びにきてくれて、

カメラを片手に山口県内の各地の風景写真を撮影しに出掛けてきました

うべの石ころ

最近なかなか1人で写真を撮りに行く機会が少なかったのでいろいろと行ってみたい、ということで山口県内を何ヶ所か回ってみました。

上関町方面に向かう途中、

そういえば防府の阿弥陀寺って今の季節(9月下旬)どうなんだろう、と思い浮かんだのでした。

うべの石ころ

東大寺別院阿弥陀寺とうだいじべついんあみだじ山口県のあじさい寺として知られていて、特に梅雨時期にあじさいが咲き乱れる光景は圧巻です。以前まだピーク前にはなりますが、6月初めに拝観させていただいたときの様子もぜひご覧ください。

東大寺別院阿弥陀寺は国道2号線から山側に車で5分ほど登った坂の上にあります。

登っていくと左手に広い無料駐車場があるのでそちらに車を停めさせていただきました。

あじさいの季節は平日でも混み合うお寺なのですが、この日は自分たち以外には誰もいませんでした。

あじさいの季節は拝観料がかかるようなのですが、普段は境内の中は無料で拝観させていただけるようです。

【仁王門と新緑の組み合わせが美しい】

うべの石ころ

この日は午前中に伺ったのですが、誰もいない空間に鳥の鳴き声と風で葉がゆれる音だけが響いていて心地よい時間でした。

どことなく雰囲気が京都の法然院と似ているような、そんな感覚になりました。

【午前中のやわらかい光が差し込む境内にて】

新緑の季節は時間を気にすることなく、じっくりと風景と向き合うことができました。

【石段とそこに差し込む光が印象的だった】

梅雨の時期の水分を含んだ石段も美しいですが、

緑の中から光が差し込む石段の光景もまたとても美しいものでした。

【石段を登りながら振り返るとまたコントラストが変わっておもしろい】

うべの石ころ

以前、あじさいの季節に拝観したときに「秋に来ても良さそうだなぁ」と感じていました。今回は新緑の情景を見せていただいたのですが、この時期もとっても癒される空間なのでした。誰もいない自然の音だけが楽しめる空間というのは、趣があって個人的にはこちらの方が好きかもしれません。

この後は境内の中をゆっくりと散策。

友人と学生時代のことなど語らいながら自然を満喫させていただいたのでした。

【彼岸花と稲穂の向こうを新幹線が駆け抜ける】

境内を出たところで一枚。

稲穂の中に一輪だけ咲く彼岸花。

彼岸の入りになり、稲刈りの季節ということで

向こうに見える新幹線と組み合わせて撮影してみました。

忙しない世の中ですが、たまにはこういう時間を作ることって大切なんだなと感じたのでした。

阿弥陀寺はあじさいの季節以外にも美しい情景がたくさんあることを知りました。

そこで思い出したこと。

うべの石ころ

京都に住んでいた頃、秋のガイドマップを夏に読み返したりすることがありました。
紅葉の名所ということは、新緑の名所でもあると感じることが多々あったからです。

多くの観光客の方は秋の風景を求めて訪れる場所も、新緑の季節には驚くほど人が少ない。

とても美しい情景なのですが。

そんな光景を何度も目にしてきました。

新緑の阿弥陀寺、とても良かったです。

うべの石ころ

映える写真が好まれる世の中になったような気がしますが、思い返すとその時の空気感とか音とか五感で感じた風景を撮影したときの方が自分の思い出の中にしっかりと残っていることが多い気がします。
ファインダー越しだけでなく、じっくりとその風景に溶け込むのも大切なんだと今回あらためて実感しました。

これからもこの感覚は大切にしていきたいものです。

山口県の美しい風景はまだまだたくさんあります。

これからも行ったことのない場所に足を運んでみたいな、とあらためて思ったのでした^^

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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