試験までの時間を逆算したら気付けたこと
当時、社労士試験の勉強を始めると同時に、「合格するための研究」を行いました。
その1つが【試験までの残り時間】を把握しておくこと。これのメリットが意外と大きかった。
当時なにも知らなかった自分は、ネットで「社労士 勉強時間」で調べると1000時間〜1300時間くらいは必要と出てきました。「そうなんや」くらいにしか思ってもいなかったのですが、よく考えてみると
「試験まであと半年しかない。」「間に合うんかこれ。」
と絶望したのが2月の中旬でした。
1日5時間・・・
通信講座を申し込んでいたので、あとはとにかくやるしかないという状況。
自分は2月の中頃から勉強を始めました。その年の試験日は8月23日(令和2年)。だとすると、
2月が15日
3月が31日
4月が30日
5月が31日
6月が30日
7月が31日
8月が22日
試験まで合計 190日
合格に1000時間必要だとするのなら、1000時間÷190日=5時間16分
どうやら1日5時間以上は勉強しないと間に合わなさそうだということがわかりました。
5時間必要なんだけど、実質2時間?
受験後、振り返ってみるとおよそ900時間勉強していたことがわかりました。ではどうやって捻出したのかを振り返ります。
勉強開始当初1番避けたかったのは、「勉強が間に合わなかったので試験受けるのやめよう」となること。
「なんとか試験までに戦えるレベルになっていたい」
当時自分は独身。小売業の業界に勤めていました。勤務先は大阪の豊中。住まいは京都市内だったので、毎朝6時に起きてバスと阪急を乗り継いで出勤。帰宅は常に夜の9時以降という日々。これでどうやって5時間確保するのかを考えてみました。すると
「2時間確保できれば間に合いそうやな」
ということが判明しました。
行き帰りのバスと電車で2時間
昼休憩で1時間(自分は休憩なかなかとれなかったのでここは仕事しながら)
夜寝る前or朝早起きで2時間
これで5時間。そう考えると、通勤と昼休みは仕事の日とセットなので、自分の場合は本気でやれば
「寝る前か早起きして2時間を確保すれば、間に合う」ということに気づきました。
おおよそでも試験までの時間を逆算してみることで、普段の生活って変わるものです。特にこのときに実感した時間についての意識は今でも大切にしています。
といっても、試験まであと半年。とれる時間は全て勉強に回していきたい。そう意気込んだ2月の中頃でした。
では、ある程度なんとなくでも自分の「時間」がわかったところから、次は2つ目の「試験について知っておく」という部分を研究した話を振り返ってみたいと思います。
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