社労士は通信講座で十分合格できる
今日は、社労士って通信講座で合格できるの?というお話をしようと思います。
厚生労働省のHPによると、令和4年度の試験(第54回)の結果は
合格率 5.3%(前年の令和3年度が7.9%)という結果になっています。
僕が合格した年の令和2年度が6.4%となっており
という結果になっています。
合格率だけをみたら、100人受けたら93人ほどが不合格という厳しい試験です。
実際に僕が以前勤めていた社労士事務所でも複数回受験するのが通例のようになっていました。
しかし、実際に社労士試験を合格まで走り抜けてみて、実感したのは
社労士試験は諦めなければ必ず合格できる試験
であり、その合格のための勉強方法として、
通信講座が合格への一番の近道かもしれない
ということです。
「かもしれない」というのは、
僕が独学や通学という手段を選ばなかったということと、通信講座を利用して半年で合格したからです。
もう一回社労士試験を短期間で合格してくれと言われたら、僕はやっぱり通信講座を選びます。
独学でも合格できるかもしれないけれど・・・
独学でも合格される方はいらっしゃいますし、可能だと思います。
しかし、初めて社労士試験にチャレンジするという方がいたら、独学はあまりオススメしません。
理由は、僕が通信講座を選んだ理由と重なるのですが、
「勉強方法や試験のことががよくわからないから」
具体的に何から手をつけていっていいかわからないし、一番のポイントは
自分が重要だと思っていたことが実は試験ではそんなに・・・というギャップがあるから
僕が利用していたのは、フォーサイトさんの社労士講座です。
この話はまた別の記事で詳しくお話しさせていただきます。
社労士試験は試験範囲が広く、法改正も頻繁に行われています。たとえば最近では
・労災保険法で複数業務要因災害が加えられた
・健康保険法で傷病手当金の通算の考え方の変更
・労働基準法で賃金のデジタル払い
など、日々改正が進んでいます。この
法改正部分は試験でも問われる可能性が高く、独学でこれらの情報を集めたり、重要度を判断することは容易ではない
と感じるからです。その点、通信講座では
・過去の試験データや合格者の情報に基づいて、常に最新の情報で勉強できる
・どこが重要で問われる部分はどこかがよくわかる
・映像と音声の講義で耳と目からも学習できる
・料金も比較的安い
・法律初学者の方も多く、そこに配慮された講座も多い
ということが、自分が通信講座を選ぶ一番のメリットだと思います。
もちろんお金に余裕があれば、通学という手段も良いと思います。
社労士のテキストや過去問集だけでも1万円ほどかかります。それに加えて、
法改正情報の収集などもすべて自分で行う時間を「時給」で考えると、通信講座の方がはるかに安く効率的
と思うのです。
どこの通信講座がいいの?
「社労士 通信講座」で検索すると、多くの案内ページや各社の講座の比較サイトのようなものもあります。
僕も当初「どこの講座がいいんだろう?」という疑問がありました。
結局利用して合格したのは「フォーサイト」さんの講座でしたが、もちろんメリットもデメリットもあります。
全てが完璧な講座なんてない
という大前提のもとに、まずは資料請求してみるのが最初のステップになると思います。そのときに
・テキストは自分に合いそう?(自分は白黒が良い?フルカラーの方が良い?)
・講義内容や時間は?(長ければ良いというものではない)
・スマホのアプリはある?(外での勉強のしやすさは?)
・試験結果に応じた全額返金対応などの精神衛生上の対策があった方が良い?
・質問はOK?何回までOK?
・自分にとって価値があると思える価格?
・その講座の合格実績は?
といった点で比較してみて、今の自分に一番合っていそうな講座を選ぶのが一番だと思います。1つ言えるのは、
あそこの講座を選んだから不合格になった。ということは絶対にあり得ません
自分が選んだ講座を信じて最後までやってみる。
という意識が必要だと思います。
良くも悪くもSNSで情報が次々と舞い込む時代。
僕も受験生だったとき、「もしかしてフォーサイトで勉強している人って少ないの?」(そんなことはない)
という不安もよぎりました。
でも、工夫しながら結果として半年で合格しています。
実際に僕が過去にどのように勉強していたのかの記事を書いていますし、これからも少しずつ書き足していこうと思います。
不安な方は、それらの記事も一度読んでいただければと思います。
資料請求すると、その講座を利用して合格した人たちの合格体験記がついてくるものもあります。
注意すべきは、その合格体験記の内容が絶対ではないということです。
読んでみると、その講座が1番良いという印象を受けることもあるかと思います。しかし、
体験記は合格直後に書くことが多いので、書き手の気分が高揚している場合もあります。
あくまで、
自分の普段の勉強に取り入れたい要素を探す
という見方をするのが良いのではないかと思います。
どの通信講座を選んでも、勉強するのは自分自身です。
今回の記事は、「社労士試験は通信講座で十分合格できる」という内容をお伝えしました。
もしも何か足りない。と不安になるとしたら、それはきっと合格に近づいている証拠だと思います。
社労士試験は範囲の広い、勉強に時間のかかる試験です。まずは1周、試験範囲を見渡してみることが大切です。
もしも「問題をもっと解きたい」と思うのならば、それはその時に考えれば良いのではないでしょうか。
次回は、僕が実際に利用した通信講座のお話しを綴ってみようと思います^^
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