社会保険労務士試験の受験勉強を始めるにあたって、当時の自分はまず何をやったのか?
それは「合格するための研究」をやっていました。といっても、それほど大掛かりなことではないのですが。結果として、勉強開始半年で合格できたのでこの方法もありなのかな、と思っています。
研究といっても
・試験までの残り時間(大枠をとらえて1日に当てはめる)
・試験について知っておく(試験の内容・時間など)
・合格するために必要な知識レベル(テキストのどこを覚えたらいいのか)
・過去問の研究(正解を覚えるのではなく、問われている「論点」は何か)
・その勉強は自己満足になってないか(綺麗なノートを取って満足して終わりはダメ)
を自分なりに考えて日々の勉強に落とし込むことです。
自分は勉強開始当初は意気込んで、労働基準法からきっちりと勉強していました。しかし・・・。あることに気づきました。
試験範囲広すぎやしないか?と。
カレンダーを見ると、2月も下旬。山のように積み上げられたテキストと過去問題集。どう考えてもこのままでは試験(8月下旬)に間に合わない・・・。そんなとき、ふと思い出したのが自分の大学受験のときに実践した「合格するための研究」でした(大学受験の話はまたいつかお話ししたいと思います)。またあれをやるときがきたか。
合格するための研究をやるしかないな、と。
ここで、社会保険労務士試験を1つの山にたとえてみます。
目指すゴール(合格)が山頂だとすると、たどり着くための道(勉強法)は人によって様々です。必ずそのルートを通らなければ登りきれないという山ではありません。
しかし、遠回りになってしまう道が存在するのも事実だと思います。
実際に「社会保険労務士試験 勉強法」と手元のスマホで検索すると、様々な勉強法や通信講座などの案内が目につきます。独学で勉強する方もいらっしゃれば、通信や通学で勉強されている方もいらっしゃいます。
実際に私が以前勤めていた社労士事務所にも、試験合格を目指して勉強されている方がいました。皆さんそれぞれの方法で日々勉強に励まれていました。
でも、やっぱり1回目の試験で突破された方は少なかった。「もう1年勉強です・・・」と悲しげな顔を見ると自分も辛くなってしまいました。
そんなとき、事務所の人と社労士受験の勉強の話をしたときに、「そのときの話をもっと詳しく教えて欲しいです」と言われたのがきっかけで、今振り返って書くことにしました。
これからしばらく、社労士試験を始めた当初にやっていた「合格するための研究」を掘り下げてみたいと思います。
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