夕暮れの試合はすべてがドラマチックだった
先日、夏の高校野球山口大会の組み合わせ抽選会が行われていました。
全国各地でこれから次々と開幕していきます。
沖縄ではすでに熱い戦いが繰り広げられていますね。
毎年この時期になると、いよいよ夏が近づいてきたなぁと実感します。
大学から京都で暮らしていたので、阪神甲子園球場は電車で通える距離にありました。
なので午前中の試合は家で観戦。午後から甲子園へといった感じで何度も足を運んでいました。
今日はかつて甲子園球場で見た、美しい空のお話をしたいと思います。
今年の夏の甲子園は、高野連のHPによると
となっています。
およそ17日間の熱闘の中で今年も数々のドラマが生まれるんでしょうね。
実は僕も高校までずっと野球をやっていました。
今からおよそ15年ほど前の山口大会。
照りつける太陽の下、真夏のグラウンドを走り回っていた記憶があります。
めちゃくちゃ大きな保冷バッグに1日10ℓくらい水分を入れて毎日練習に向かっていました。
当時はキャプテンが夏の抽選会でクジを引く様子を、テレビの前で見守っていた記憶があります。
そんな野球ばかりやっていたような高校時代。
遅くなった日の送り迎えなどもすごく記憶に残っていて、両親や祖父母には本当に感謝しかありません。
そんな記憶があるので、全国の高校球児が目指す甲子園という場所には特別な印象を抱いていたのでした。
で出会った美しい空
様々な試合を見てきましたが、今回は中でも印象に残っている1日をご紹介します。
それは
この試合が始まる前、雷雲の接近により、試合開始が見合わせになりました。
【甲子園でもあまりみかけない表示。試合は本当にできるのだろうか】
【ダイヤモンドに雨避けの大きなシートがかけられる】
無駄のない動きでグラウンドにシートがかけられていきました。
甲子園球場の整備と言えば「阪神園芸」さん。
以前本でも読んだことがあるのですが、
「グラウンドの整備はこんなにも奥が深いのか!」と感動しました。
どんな天気でもグラウンドを試合ができる状態にする技術と思い。
これはすごいですね。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください^ ^
【雷雲は去り、シートが外される】
どれほど待ったでしょうか。
やがて雷雲が去り、雨避けのシートが外されます。
「こんな大きさのシートあるんですか。」
一体どれほどの重さなんだろうと眺めていた記憶があります。
整備が終わると、観衆から大きな拍手が送られます。
【空と試合は徐々にクライマックスへと向かう】
【試合の終盤、甲子園の空はダイナミックな夕焼けで覆われた】
【9回。試合は大きく動いた。空は以前真っ赤に燃えていた】
この日の観衆はおよそ2万5千人。誰もが固唾を飲んで試合の行方を見守っていた。
あの夏の日。空はこんなにも美しかったということを球児たちも気づいていたのでしょうか。
「甲子園には魔物が棲んでいる」
夏になると必ず耳にするフレーズです。
あの夏の日。
この夕焼けと劇的な試合の結末を前に、この言葉の意味を知ったのでした。
おわりに
僕の中で夏のイメージは「高校野球」です。
コロナが流行ってから、甲子園も中止を余儀なくされるなど大変な時間が続きました。
しかし、ようやく再び元の甲子園が戻ってくる。夏が始まりますね。
今年はテレビの前での観戦になりますが、どんな感動が生まれるのか今から楽しみです^ ^
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