「自己満足」にならないことがすべて
今までの記事の中で、僕が社労士試験のときに実際にやっていた勉強法を紹介してきました。さらに
勉強法に悩んでいる、なかなか結果が出ない人に向けて、星友啓さんの
が非常に有効だと紹介させていただきました。
もしも
・そもそもの勉強法がわからない
・脳科学的に「最強の勉強法」って?
という方は、一度読んでみることをおすすめします。
・試験勉強で結果を出したい
・読んだ本の内容をしっかり応用できるようになりたい
という方には、ぜひ一度読んでいただきたい本です。
本書の中では、普段多くの人が無意識にやってしまっている勉強法、例えば、
・重要な部分に線を引く
・何度もテキストを読み直す
・まとめノートを作る
といった勉強法などが実は
注意しなければならない勉強法である
ということが説明されています。これらの勉強法に関しては、
まったくの無意味ではないのですが、注意しなければその努力が無駄になってしまう危険がある
ということになってしまいます。
最強の勉強法の真逆をいく勉強法、これらをまとめて「危険な勉強法」を一言でいうと
「やった感」を味わったまま満足。放置したまま次に進んでいく勉強法
とも言うことができます。
絶対に意識しておかなければならないこと
社労士試験に限らず、勉強のときに絶対に意識しておかなければならないポイントを一言でいうと、
自己満足になってしまうことを避ける
これがすべてだと思います。
本書の中でも「ダニング=クルーガー効果」の罠として紹介されています。
テキストに線を引いたり、まとめノートを作成したり、このような勉強は非常に充実感が伴います。
それゆえ
ものすごく勉強した気になってしまう
のです。
社労士試験のように、試験範囲が非常に広い試験の場合、これはとても危険な状態です。
では、そうならないためにはどうしたら良いのか。それは
テストとインターバルを普段の勉強から取り入れる
ということをつねに意識して勉強に取り組むことだと言えます。言い換えると、
勉強した範囲を自分で実際に思い出す作業をする、時間を置いてそれを繰り返す
これが最強の勉強法の幹になる部分です。
具体的にはどのような方法で進めていったらよいのか、といった
詳しい勉強方法は本書を読んでいただければ十分理解できる内容ですので、ぜひ一度読んでみてください^^
おわりに
以上の情報は、僕が実際に社労士試験に合格したときに実際に行っていた方法になります。
もしも結果がでない、勉強方法に悩まれている、という方は一度自分の勉強方法が
「危険な勉強法」になってしまっていないかを確認すると良いと思います。
もちろん、この方法がすべてのひとに共通する万能な方法かというとそうでない人もいるかもしれません。
しかし、本書でも指摘されているように
「自分が効果的だと思うことと、実際に効果があることは必ずしも一致しない」
ということを意識しておく必要があると思います。
寝ている間に記憶が整理されていくように、情報を処理するのは自分の脳です。
もしも自分の勉強法に悩みがあるかたは、本書を一読してから普段の勉強方法に取り入れてみると
きっと驚くことがあると思います。
コメント