桜が散るころに出会える?哲学の道の花筏(はないかだ)

花筏
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花筏というのを聞いたことがありますか?

近所の桜も見頃を過ぎ、少しずつ緑の部分も目立つようになってくるようになりました。

先週まで満開だった近くの公園も、今日は桜吹雪が大変美しく、名残惜しくも感じられます。

京都に住んでいた頃、桜吹雪が舞い散ると、必ず哲学の道に寄るようにしていました。

ここでは、花筏(はないかだ)をみることができます。

数年前に、焦点距離105mmで撮影したものになります。

このような、水面の花びらが次々と連なる様子を筏(いかだ)に見立てた言葉です。

手元にある『精選版 日本国語大辞典』によると1518年成立の閑吟集には、花筏という言葉がすでにあったようです。

桜の花びらでできた花筏に、桜の木のシルエット。なんとも美しい光景です。

広角レンズでも良いのですが、多くの人が行き交う場所なので、映り込んでしまいます。

70〜200mm程度の望遠レンズがあれば、面白い写真が撮れるのではないかと思います。

これらの写真はデータを見返すと、撮影したのは

2022年4月10日のお昼ころ

です。

例年4月上旬には京都市内は桜吹雪になっているようなイメージなので、

花筏ができるとすると、例年この前後になるのではないかと思います。

僕が撮影したときは

白川通今出川の交差点から、哲学の道に入ってすぐの銀閣寺交番の裏

にできていました。ここに花びらが集まってきます。

普通に歩いていると、気づかずに通り過ぎてしまいます。

もしも銀閣寺や哲学の道をこれから散策される方は、一度探してみてはいかがでしょうか^^

最近、京都市観光協会さんの方で、京都市内各地の混雑状況がわかるようなライブカメラ映像が配信されています。

YouTubeで「京都 ライブカメラ」で検索

すると、哲学の道の現在の桜の散り具合も見れるので参考にされてはいかがでしょうか。

この花筏。非常に綺麗なんですが、時間と共に花びらが茶色く変色してきてしまいます。(ゴミも流れ着いてしまいます…)

花筏ができてそうだな、と思ったら早めに行ってみることをおすすめします。

また、気候にもよりますが、4月上旬でも昼間に歩くと結構暑い日もあります。

水分補給できるように、また動きやすい服装で行かれることをおすすめします。

京都には四季を通じて様々な美しい景色が広がっています。

これからも少しずつ、京都や山口の美しい風景をお伝えしていこうと思います

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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