フォーサイト受講後の今思うこと
先日令和5年度の行政書士試験の合格発表がありまして、
無事に合格しましたというお話をしました。
完全独学で目指すという方法もありましたが、僕は通信講座の
を受講しました。
どこが大切なポイントなのか、といった点が自分ではわからないので
効率的にインプットをする目的
で選んだのでした。
フォーサイトは社労士受験生のときにも利用した通信講座でしたので、特に迷うことなく選択肢としてあげていました。
行政書士を目指す方で通信講座を迷われている方もいると思います。
なので、今回は
をまとめてみたいと思います。
僕は過去問講座は利用していないので、
「講義、テキスト」
に絞ってまとめていきたいと思います。
通信講座でフォーサイトを検討している人の参考になれば幸いです。
ちなみに、僕が受講したのは
「基礎+過去問」の最も安いセットです。
フォーサイトの良かったところ
フォーサイトを受講して良かったと感じる部分としては、社労士講座でも感じましたが、
これが最大の利点ではないかと思います。
独学ではどこが本当に大切なポイントなのか分かりにくいといったことがありますが、
フォーサイトは例年多数の合格者を輩出している講座というだけあり、
受かるために必要な情報に絞った講義が大きな支持を得ています。
【フォーサイトHPより引用】
2022年度は全国平均の4倍以上の合格率を出しているということからも実績のある講座だと言えます。
講義においても、
・専用のスタジオで収録されているので非常に聞き取りやすい
・講師の口癖や言い間違いなどは編集でカットされている
といった形で、非常に聞き取りやすくなっています。
「あー、えー」などの口癖や言い間違いなどが極端に少ないので、耳障りな音声はほとんどありませんでした。
福澤講師の講義は、
テキストの文字を棒読みするというようなものではなく、
・本当に重要なポイント
・試験で狙われやすいポイント
・わかりにくいであろう場所はより噛み砕いた説明
を重視されており、
「わかりやすい講義」を心掛けているんだなというのが伝わってきました。
聞き取りやすいというのは僕にとっては結構重要なポイントでした。
というのも、
・通勤時間などの移動中やちょっとした空いた時間に講義を聞くときに非常に有効
・倍速視聴でも聞き取りやすい
・1回の講義がおよそ10分ほどと集中力が続きやすい
という点は特に良かったと思います。
ある程度慣れてくると、倍速視聴を利用することで
同じ時間で2回講義が聞けますからね。
とにかく空いた時間に何度も講義を聞き込んで、10周は聞いていたと思います。
講義ってどんな感じなんだろう、と思う人は
実際の講義もそのままの雰囲気で解説されていますよ。
その他受講して思ったこと
フォーサイトは今まで社労士講座と行政書士講座を受講しました。
フォーサイトのテキストはフルカラーであることに大きくこだわっています。
ただ、このフルカラーという点が人によってはややデメリットに感じることがあるかもしれません。
フォーサイトのテキストでは
で表現されています。
この点に関しては良いのですが、
その他の部分に関して
色の統一性がない
のがいつも気になっていました。
重要度としては普通からやや重要くらいのページに関しては、下の画像のように
【フォーサイトHPより引用】
青色や緑色ベースにその色の星の数で重要度を表現
されています。
確かにフルカラーなのですが、緑や青が交互に続くのでフルカラーのメリットが薄れているような気がします。
せっかくのフルカラーなら、もう少し色の使用に統一感があった方が記憶の定着が良さそうなのになぁ
といつも思っていました。
ただ、ところどころ差し込まれるイラストは印象に残るものも多く、理解を深めるのに有効でした。
【フォーサイトHPより引用】
上記のイラストは未成年が詐術を行ったときに取り消しが可能かという民法上の論点を解説した部分です。
イラストがあるだけで理解がぐっと深まりますね。
フォーサイトはテキスト、講義共に合格するための必要な情報に絞って構成されています。
なので、受け身で聞き流すだけだと合格からは遠のいてしまう可能性もあります。
フォーサイトのテキストはメモが書き込めるスペースが広くとってあるので、
講義・テキスト→問題→論点の確認→講義・テキスト
という流れを意識して行うことで最大限の効果が発揮されるようになっていると感じました。
今回、フォーサイトの最も安い基礎講座を受講しました。
すべてのセットに過去問講座が付属しているのですが、僕はまったく利用しませんでした。
これは社労士講座のときも同様でした。
せっかくの過去問講座を利用しないのはもったいない
という声もあるかもしれませんが、
この点に関してはまた後日記事にしたいと思います。
今日はフォーサイトの行政書士講座を実際に利用した感想を述べてきました。
極論を言えば、
他社であれどの講座でも勉強方法を間違わなければ合格できます
では僕が実際にどのように勉強を進めていたのか。
詳しいお話はまた後日お話ししたいと思います。
▼「勉強法」についての記事を更新しました!
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