「日本三奇橋」にして「日本三名橋」の絶景
今回は山口県岩国市にある
をご紹介します。
「山口県に来たなら行くべき場所は?」と聞かれると、多くの人が名前をあげる名所です。
その独特の構造から「日本三奇橋」の1つとされ、また「日本三名橋」の1つともされる橋が「錦帯橋」です。
山口県民にとっては馴染みの深い光景ですが、初めて訪れるとその独特の景観に驚くと思います。
【国土交通省HPより引用】
山口県のご当地ナンバーには美祢市の「秋吉台」と岩国市の「錦帯橋」がしっかりと描かれています。
ちなみに、山口県にはもう一つデザインがあります。
【国土交通省HPより引用】
こちらは下関市のデザイン。「関門橋と花火、海峡ゆめタワー、赤間神宮」が描かれています。
国土交通省のHPによると、そもそもご当地ナンバーは
とする要素もあるので、
まさに山口県の代表的な風景ですね。
我が家も山口県に帰ってきて、車のナンバープレートを書き換えるときにこれに決めました。
秋吉台と錦帯橋の色合いが美しいので気に入っています。
個人的には瑠璃光寺の五重塔なんかもあれば良いなぁなんて思ったりもします。
みなさんの故郷のご当地ナンバーもこちらから探してみてください(^^)
いろいろあっておもしろいですよ!
さて、錦帯橋はどこにあるかというと山口県岩国市に位置します。
地図上でみるとこの位置。下の地図の赤いピンの場所です。
【Googleマップより引用】
こう見ると、山口県のなかでも広島よりに位置しているのがわかります。
実際、広島の観光名所、宮島の玄関口である
岩国駅から錦帯橋まではバスで20分ほどなので、広島観光とセットでも十分アクセス可能です。
日本国内には有名な橋がいくつもありますよね。
僕の中で印象に残っているのは、
静岡県島田市の「蓬莱橋」
高知県四万十市の「沈下橋」
長崎県長崎市の「眼鏡橋」
徳島県三好市の「祖谷のかずら橋」
これらは学生時代に実際に訪れたことがありますが、どの橋も形こそ全く違えど
その地域の歴史と文化に深く結びついていて今なお大切にされています。
そして今回久々に訪れた錦帯橋。ここで歴史を確認してみてみると
錦帯橋の歴史を簡単にまとめてみるとこんな感じになります。
創建が1673年なので、2023年に創建350年を迎えました。
山口県内のテレビ番組でも日々話題に上がっていましたよ。
歴史を重ねるにつれ、交通の用途としてだけでなく、美しい景観も含め広く愛されてきた橋であることがわかります。
2023年は1年間でおよそ53万人もの人が橋を渡ったそうですよ。
なんでこんな数字がわかるのかというと、岩国市には「錦帯橋課」という専門の部署があるんですよね。
いかにこの橋が県民にとって大切なのかがわかりますね。
撮影してきた写真はこちら
錦帯橋は渡って終わり、ではなく、ぜひ下からも眺めてほしい橋になります。
釘を1本も使用せず、木組の技法で架けられた5連のアーチは下から眺めても絶景です。
【夕刻の錦帯橋。右手の山の頂上に見えるのが岩国城】
【真下から見上げてみる】
【岩国城と錦帯橋】
昔岩国城から撮影した風景が手元に残っていました。
【岩国城から錦帯橋を見下ろす】
【上から眺める錦帯橋もまた美しい】
【錦帯橋から岩国城を眺める】
【小学校の時、修学旅行でこのアングルで集合写真を撮ったのを覚えている】
【真下から見上げる。思わず「おぉ」と声が出る】
【どこから眺めても美しい】
【飛行機雲と錦帯橋】
【春は桜の名所でもある】
【もう少しで日没。少しづつ人の数も減ってきた】
橋を渡った先にも見どころが?
錦帯橋を渡った先にはちょっと変わったお店があります。
ソフトクリームとお食事が楽しめる「むさし」さん。
観光地ってどこにもソフトクリーム屋さんあるイメージですけど、ここはちょっと違います。
皆さんならどれを注文しますか?
【これでもほんの一部】
僕が高校生の時、部活の遠征でよく岩国に来ていたのですが、当時ですでに100種類以上のソフトクリームが
ありました。
昨年、数年ぶりに訪れてみたら200種類以上に増えていました。
定番から変わり種まで、どんな味にも対応している面白いお店です。
錦帯橋を訪れたときはここ「むさし」さんもぜひ覗いてみてください(^^)
【錦帯橋の目と鼻の先にありますよ】
山口県には様々な美味しいお酒もあります。錦帯橋に由来するものもあるのですが、
「五橋」はぜひ手に取ってみてください。
僕は大学時代京都の大学で学んでいたのですが、お酒好きの教授と山口の話になり、
その時に
「五橋は本当に良いお酒だよねぇ」
と絶賛してくれたことが嬉しかったですね。
「五橋」とはまさしく錦帯橋の五連のアーチを表しています。
酒井酒造さんの「五橋」に旭酒造さんの「獺祭」など
岩国市は錦川などの美しい水の豊かな土地だということもわかりますね。
錦帯橋へのアクセスとしては「電車+バス」もしくは「車」が一般的だと思います。
今まで僕が利用したことのあるアクセス方法を記載しておきます。
JR「岩国駅」から「バス」でアクセスするパターン
駅の西口を出てすぐ左手にバス停があります。
バス停はすぐにわかります。
ここから錦帯橋方面行きのバスに乗車することおよそ15分。錦帯橋の目の前に到着します。
到着したバス停からすでに錦帯橋が見えていますね。
車でアクセスするパターン
通常は錦帯橋の下流側の河原が駐車場として利用できます。
Googleマップでは侵入禁止となっていますが、こちらは台風接近時や梅雨時などの増水の恐れがある場合に
別の駐車場を案内されることがあるので、事前に天候などを確認しておいた方がよさそうです。
天気の良い日などは、ここから河原におりて駐車するのが一般的かと思います。
おわりに
今回は、昨年(2023年)の夏に錦帯橋を訪れたときの様子をご紹介しました。
高校生の頃、部活で毎年のように錦帯橋は見てきたのですが、思い出に残っているのはやはり
早朝の錦帯橋ですね。
朝早くのまだ人も少ない時間、錦帯橋の周辺を散歩するのは本当に気持ちが良いですよ(^^)
もしも岩国周辺で宿泊することがあれば、ぜひ早朝の錦帯橋はおすすめです。
山口県の美しい風景を撮りながら発信もしています。
よろしければぜひ他の場所もご覧ください(^^)
コメント