フォーサイトの社労士講座で合格できるのか
僕は令和2年(第52回)の社会保険労務士試験に合格しました。
2月の半ば以降に勉強を開始したので、勉強期間としてはおよそ6カ月ほどです。
そのときに利用させていただいたのが、
フォーサイトの社労士講座(基礎講座+過去問講座+直前対策講座)
実は、試験を受けた直後は不合格だと思っていたので、そのまま翌年の第53回試験対策の同じ講座を申し込んでいました。
結局、合格後も同じ講座を受講したため、フォーサイトの社労士講座は2年連続で利用したことになります。
この記事では、フォーサイトの社労士講座の「講義」と「テキスト」に的を絞ってお伝えさせていただきます。
僕は大学では文学部だったので、法律の勉強は今までしたことはありませんでした。(法律初学者)
(大学は京都の立命館大学という大学でした)
勉強していたときの最短合格への考え方については、過去の記事をご覧ください。
フォーサイトの社労士講座を受講しようか悩んでいる方の多くは
フォーサイトの社労士講座で合格できるのか?
これがすべてだと思います。
結論から言うと、
合格できる
そもそも、社会保険労務士試験は正しい方向性で勉強を継続することで、いつか必ず合格できる試験だと言えます。
フォーサイトの社労士講座は、その合格への最短ルートを示してくれる講座の1つだと感じています。
他社の社労士講座は受講したことがないので、比較することはできませんが、今回は
フォーサイトの社労士講座を受講して合格したときに感じたことを中心にお話しさせていただきます。
厳密に言うと、僕は過去問に関しては、付属の過去問題集を解き尽くしていたので、プラスαとして無料の
社労士過去問ランドも利用しながら、問題演習をひたすら繰り返していました。
そのほかに関しては、新しく教材を買ったりなどはしていません。
というのも、試験まで6カ月もなかったので、フォーサイトの講座以外に手を出す時間もありませんでした。
フォーサイトの社労士講座しか受講したことがありませんので、他社の講座との比較はできませんが、主な点としては
といった部分が主なポイントだと思います。
③の受講料が安価、④のスマホでどこでも勉強できる、といった点は他社の講座でも共通する要素だと思うのでここでは割愛します。
ここはフォーサイトの大きな強みではないかと思います。
公式ページでは、専用スタジオでの収録のため、音声もクリアで聞き取りやすいことが強調されています。
この点に関しては、その通りだと実感しています。僕がさらに良かったなと感じたのは、
言い間違いなどを切り取りで修正されている
という点。不自然な切り取りではなく、自然な形でつながっているので
無駄な言い間違いや間合いなどがなく、それも自然に講義と一体化しているのでストレスなく聞くことができました。
社労士試験は範囲も広く時間との戦いになるので、すきま時間も有効に活用したいものです。
1つの講義がおよそ15分程度なので、無駄に長くて終わるタイミングがわからない、ということもありません。
当然テキストに連動する形で講義も進んでいくので、トータルの時間だけを比べるとは他社より少ないと思う人がいるかもしれません。
講義時間が短いって大丈夫なの?
と心配される方に対して。ここで意識しておかなければならないのは
講義時間が長ければ長いほど良いというのは間違い
という点です。
勉強を進めていくとすぐにわかりますが、社労士試験の範囲は想像以上に広く感じるものです。
このときに、講義時間が長いと、その分1周するのにも多くの時間が必要となります。
確かに、講義時間が長く、非常に充実した講義があったとしても、それを聞くだけで試験に合格することはできません。
それよりも、試験範囲を早めに一周し、講義(テキスト)と過去問の往復を行うことの方がはるかに大切だと思います。
そういう点で、フォーサイトの講義は合格点主義のテキストに連動しており、講義もクリアで聞き取りやすいので
聞きたい部分を1.5倍速や2倍速で聞いても聞き取りやすい
という部分にとても助けられました。
同じ時間でも2回講義が聞けるので、半分の時間で1回、同じ時間で2回講義が聞けるのはありがたかったです。
フォーサイトのテキストはイラストや図表を交えたフルカラーになっています。この点に関しては、テキストは白黒派の人もいるでしょうし、他社にもフルカラーのテキストはあります。
しかし、僕が実際に2年間テキストを眺めてきて実感したのは、
試験で問われる重要な論点や細かい知識も網羅されている
という点です。
社労士試験の試験は、
みんなが正解できた問題をきっちり正解できた人が合格できる試験
です。
難しいマニアックな論点を正解できても、基本的な論点を落とすと後に取り返しがつきません。
そういう意味でも、編集の人は非常に努力されているのだろうな、と感じています。
大事な論点もイラストを交えて記載されているので、試験合格後に社労士として勤務していたときも
たまにテキストを見直して「そうだった!」ということが多々あります。
今でも「テキストだけでも販売していただけないかな」とすら思うことがあります。
フォーサイトのテキストは薄いといっても、合格するために必要な論点は網羅されているのでこれ以上は不要です。
余白が多く用意されているので、細かい論点はその余白に書き込むことで十分対応できるはずです。
この記事では、フォーサイトの「講義」と「テキスト」に関してお伝えしてきました。
試験まで6カ月もなかったので、時間的には非常にタイトでしたが、そんな自分でも唯一もう少し必要かなと思った点が、
という点です。
「過去5年分の本試験問題すべて+それ以前でも重要な問題を選りすぐって掲載」
という形で過去問題集も届くのですが、試験が近づくにつれ、
個人的にはもう少し、10年分くらいは解きたかったなと感じるようになっていました。
たしかに、アプリでチェックテストや確認テストといった問題演習も用意されているのですが、
個人的には過去問題集がもう少し充実していればな、と感じました。
その足りないと思った部分に関しては、先述した
社労士過去問ランドで補う
という勉強の仕方をとっていました。その点だけがもう少しかなあと感じた点です。
社会保険労務士は、試験範囲の非常に広い試験です。科目合格制度などもなく、基準点による足切りがありますので
いかに全科目の基本的な論点をしっかりと抑えることができるか
が重要となります。
フォーサイトの社労士講座はこの点に関して、優れた「講義」と「テキスト」で合格に必要な知識は網羅できています。
あとはやるか、やらないかの違いだと思います。
もしも他社の講座と迷われている方は、本日の記事を参考に、資料請求などで比較してみると良いかと思います^^
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