転職活動を終えて感じたこと
しばらくの間更新できない期間が続いてしまっていました。
これまでの期間に何をしていたかと言うと、

今の仕事から転職するため、転職活動をおこなっていたのでした。
転職活動がひと段落ついたので、
自身の今までの転職活動を通じて考えたことなどをまとめてみたいと思います。



転職活動に正解はないですし、経験や資格、希望業種も人によって異なるのでどの媒体がおすすめなのかはあまり気にする必要はないと感じています。あくまで一個人の転職活動記録として参考にしていただければ幸いです。
※転職についてこれが正解ということではなく、今までの自分の経験とそこで感じたことを述べています。
これまでの転職活動
自分は関西で新卒で入社した会社から一度転職し、その後地元の山口県へUターンしてきました。



その後は県内の製造業のバックオフィス部門に勤務していました。
【これまでの経験】
1社目:小売業【約6年】
→青果部門にて売り場管理、新店舗立ち上げを中心に従事
→社会保険労務士資格を取得
2社目:社会保険労務士法人【約2年】
→勤務社会保険労務士として労務相談や手続き処理に従事
[ここで山口県へUターン]
3社目:製造業(バックオフィス部門)【約2年】
→社内労務管理や手続き処理に従事
→行政書士資格を取得
こんな感じです。
今後は今までの経験と知識を活かしつつ、新しい分野に携わりたいと考え、転職活動を開始。
山口県から離れて(転居を伴う転勤)住むことはできないため、勤務地は山口県縛りでの転職活動でした。
転職するときに利用する媒体として、
転職エージェントやハローワークなどの求人サイトが一般的かと思います。



実際に自分もこれまでにいくつか使用してきました。
希望業種でいうと事務系の総合職がもっとも近いものになるかなと思います。
【利用した媒体】 ※太字を中心に利用していました。
・ハローワークインターネットサービス
・エン転職
・リクナビNEXT
・マイナビ転職
・doda
・リクルートエージェント
・Indeed
・じょぶる山口
・もってけ(求人情報誌)
・山口しごとセンター
・Open Work
・各企業HPの採用ページ
・ChatGPT
・コトコト→京都で転職活動するときに使用していました。



関西や山口で転職活動したときに使用した媒体はほとんど変わっていません。エージェントは、リクルートエージェント、dodaに登録していました。
といっても、山口県内で自分の希望する業種に関する求人の数は限られており、
あっても勤務地が遠かったりなどで今回の転職に関しては求人検索以外はほとんど利用することはありませんでした。
他にもエージェントはありますが、今は紹介できる求人がないということで断られることもありました。



求人サイトによっては掲載するのにかなりのお金がかかることもあるので、こっちには掲載されているけど、あっちには掲載されていないみたいなことも多いので、複数の媒体を利用してみることも大切かなと思います。



自分の感覚ですが、初めて転職活動をされる場合だと、エン転職は登録しておいても良いのではないかと感じています。
個人的には、エン転職は職務経歴欄や自己PR欄などの記入欄が見やすくて、考えを整理しやすかったので
ここで一通り記入しておくことで、その後に登録するサイトなどもスムーズに登録できました。
+αとして、
ChatGPTなどの生成AIを利用して求人検索や文章の添削を重ねることで、
求人検索や書類審査、面接対策などを効率的に進めることができたなぁと感じています。



実際に自分もChatGPTを使用することで、自分では気がつかなかった表現方法や求人などに出会うこともできました。今回決まった転職先に関しても、この流れを何度も繰り返し、書類や面接でも思い通りに回答することができました。



これからの時代は生成AIを利用することで、転職活動をより効率的に進めることができるんだなと感じました。
転職活動において、「資格の有無は重要かどうか」という論点がありますが、
自分の感覚から言うと



資格はあった方が有利だけど、それだけで採用が決定的になることはない。
といった感覚です。
もしも資格があるから採用!となる場合があるとするならば、
技術的・法律的な業務などで資格取得者の存在が必要といった場合くらいではないかなと思います。



とくに技術系の資格はその資格保有者がいないと業務遂行ができないので、前職でもその傾向は強くなるなぁと感じることは多かったです。
このような場合を除くと、資格というのはあくまでも書類選考や面接時の志望動機に
合理性があっての上での話になるのかなといった感想です。



その会社のその職種に就きたい理由として、今までの経験・志望動機と合わせて資格の話ができればとても効果的だと感じました。
ただし、ひとつ感じていることは
履歴書でアピールできる資格を持っている方は意外と少ない
ということです。



自分は仕事の都合上で前職や現職において、多くの人の履歴書や職務経歴書を目にしてきました。
その中で、資格欄は普通自動車免許のみという方が思っている以上に多いのでした。
そういう意味では、資格取得が武器になるとも言えると感じます。



もちろん資格はなくとも転職はできるのですが、ここに志望職種につながる資格が記載されているだけでも大きなアドバンテージになるなぁと感じる履歴書を多く目にしてきました。
社会人が資格取得をすることのハードルは採用側も承知していますので、
面接の機会でのアピールになることは多いと感じています。



実際、自分は社会保険労務士や行政書士を在職中に取得しましたが、この点は転職活動においてはどの企業においても高く評価していただけました。ただし、それだけの資格を持っていたら自分で独立できるのでは?ということはどの面接においても必ず聞かれました。



自分の経験や資格が次の職場でどのように活かせるのかなどを踏まえて伝えることができれば良いのではないかと思います。



上で述べた通り、資格欄に記入できる資格を保有されている方というのは思った以上に少なかったです。なので、日々の積み重ねで資格取得できる方というのはそれだけで他の応募者と差別化ができるだろうなと感じています。
たまにSNSなどでは
ハローワークの求人はブラックだから利用しない方が良い
などという投稿を見かけることがあります。



自分は様々な応募者の履歴書や職務経歴書を目にしてきましたが、社会保険労務士時代には中小企業のハローワークへの求人掲載なども経験してきました。
確かに、休日の日数などが少ない企業もありますが、



まずはハローワークへの求人からという企業はまだまだたくさんあると感じています。
実際に自分が関わっていた企業でも
・休日日数は少し少ないが、社長が従業員のことを第一に考えてくれる企業
・どのように福利厚生を整えたら従業員が楽しく働いてくれるかを考え、実行している企業
・従業員の残業を少しでも少なくしたいと試行錯誤する企業
これらを含めほかにも様々な企業がハローワークで求人を掲載されていました。



そして、ハローワークの求人はどうしても無機質なそっけないものになりがちだなぁと感じています。すごく社員思いの社長の会社の求人でも、いざハローワークの求人を確認してみるとそっけなく感じてしまうというのはやはりありました。


これらの本を読みながら、自分もハローワーク求人について勉強してみたこともありました。
求人採用コストが重荷になってしまう中小企業にとって、まだまだハローワークの求人掲載というのは
人材確保の方法としてはなくてはならないものでもあるのだと感じています。
現在の統計を見てみると、
完全失業率はおおよそ2.5%
有効求人倍率は1.22倍
※統計ダッシュボードを参照
業種ごとの数値は違いますが、全体的に売り手市場の傾向は続いていると感じています。



求職者はハローワークインターネットサービスなどを利用することで求人の検索もできるので、特に求人が限られる山口県などの地方においてはまだまだ有効活用できるだろうなぁと思いました。



実際に自分もたまたまハローワークインターネットサービスで求人を眺めていたときに目にとまったことが、次の職場へ移るきっかけになりました。



利用について不明点があった際に、最寄りのハローワークへ電話で聞いてみたところ丁寧に教えていただきました。まだまだ奥の深いハローワークの求人について、自分でも今後勉強してみたいと思います。
山口県での転職活動について
分かってはいましたが、
関西に住んでいたときと山口県限定での転職活動では、やはり求人の数に大きな差がありました。
実際エージェントに話を聞いてみても



「東京なら紹介できる求人がたくさんあるのですが・・・。山口だと現状求人が限られてしまっていまして・・・」という回答や「ご紹介できる求人がないため、今回はサポートできません」というものもありました。



そういう意味では、現職で働かれている方は働きながら次の職場を探すというのが精神的に安心かなと思います。
ただ、求人は日々更新されていきますし、山口に特化した媒体もあります。
【実際に利用した媒体】
・じょぶる山口
・山口しごとセンター
・求人情報 もってけ
これらは山口県での就職・転職に特化したサービスですが、自分も実際に利用してみました。



転職・就職に関する相談ができる媒体もありますし、登録することで実際に企業からオファーが届くものもあります。登録することで可能性が広がることもあるので、山口県での転職・就職を考えている方はまずはここから利用してみるのも良いのではないかと思います。
その他の視点から



自分が社労士試験の勉強をしていたころ、確か男性の育児休業取得率は6%程度だと学んだ記憶があります。育児介護休業法の改正などもあり、それが年々上昇し近年では30%を超えたようです。
就職や転職において、



家庭と仕事を両立している会社ってどんなところがあるのかな?
という点が気になる方も多いと思います。
一つの方法として
で「一般事業主行動計画」や「くるみん認定の有無」などを調べてみるという方法があります。





上の画像の赤枠の部分から検索ができます。



非常に細かく検索できるようになっているので、時間のある時に見てみるのも良いかと思います。自分もたまに開いて、気になる企業がどのような取り組みをしているのかな、というのを調べたりしています。
あくまで行動計画なので、必ずこのようになっているとは限りませんが、
一企業として、ワークライフバランスの両立に対してどれほど取り組んでいるのかを知るための一つの指標
だと考えています。
また
などで実際にその会社で働かれていた方の口コミを確認してみるのも良いかと思います。



自分も登録して前職の会社を見てみましたが、的確に指摘されるコメントも多く関心しました。外部からの印象ではなく、その組織に属している人の声というものは一つの参考になるのではないかと感じます。
今日は山口県での転職活動について振り返ってみました。



就職や転職の方法には正解はないがゆえに、なにをしたら良いのかということがわからなくなることもあるかと思います。
とくに求人数の少ない山口県での転職活動は孤独感を感じることもありました。
しかし、意外と探し方によってはたくさんの求人が出ていることもわかりますし、日々更新されていきます。



SNSではいかにもこれが正解のような書き方をされる方もいらっしゃいますが、孫引きのような情報ではなく、やはり自分で探してあたってみる一次情報に勝るものはないと感じました。



転職活動は時間のかかる長い戦いになりますが、自分の経験が少しでも誰かの参考になれば幸いです。
このブログでは今後もこのような自分の経験に基づいた気づきなどを発信していきたいと思います。
コメント