南部鉄の風鈴を吊るして夏を乗り切る
山口県もまだ暑い日が続いていますが、
それでも朝晩は少しづつ気温が下がってきたかなと感じるようになりました。

今年の夏は本当に暑くて、身の危険を感じるような酷暑でした。そんな中、わが家は夏になると南部鉄の風鈴を縁側や玄関先に吊るして音を楽しんでいます。



今年から新たに少し変わった風鈴を吊るしてみたところ、音色がとても綺麗で涼しげな雰囲気を感じることができました。
ガラスの風鈴の音色も好きですが、南部鉄の音色の風鈴が個人的にはとても好きなので
毎年夏がくると縁側に吊るしています。
もう少しで夏は終わってしまいますが、今年の夏に活躍した風鈴の記録を残しておきたいと思います。
今年から新しく吊るしてみたのがこちらの風鈴。
箱から取り出して短冊を引っ掛ければすぐに楽しむことができます。


【南部鉄の故郷 岩手県奥州市水沢より】


【丁寧に梱包されていました】



実際に庭先の縁側に吊るしていると、外で庭掃除をしているも涼しげな音色が聞こえてきます。よく見るとそれぞれの鐘の大きさが少しづつ異なっており、音が美しく共鳴しています。


【3つの南部鉄の風鈴が一個の風鈴になっています】





南部鉄の風鈴はガラス製の風鈴の音と比べると、高く遠くまで響く音色で余韻も長いため個人的にはとても涼しさを感じます。上記の楽天のお店のページでも音色を聞くこともできたので一度聞いてみて欲しいですね。YouTubeで「南部鉄器 風鈴 「三重奏」」と検索しても同じような音色が聞くことができます。
わが家のような古い日本家屋と風鈴の組み合わせはしっくりきて、音色も美しく
こちらの風鈴はとても気に入りました。



来年の夏もまた縁側に吊るして楽しみたいと思います。
平成8年に当時の環境庁(現環境省)が
「残したい日本の音風景100選」として日本各地の地域のシンボルとして大切に守られてきた音の風景を公募し
日本各地の100箇所の音風景が選定されました。
そして岩手県奥州市から選ばれたのが「水沢駅の南部風鈴」の情景なのでした。



水沢駅には昭和38年から毎年夏がくると風鈴が飾られその風景や音色から「風鈴駅」とも呼ばれるのだそう。
そんな美しい音色を遠く離れた山口でも気軽に楽しめるのはとても嬉しいことですね。


【残したい日本の音風景100選一覧を環境省HPより引用】



皆さんの住んでいる地域の音風景は何かあるでしょうか。山口県からはSLやまぐち号の「山口線のSL」が選ばれています。



旅行などでカメラを手にすると、つい目に映る風景ばかりを追い求めたくなってしまいますが、耳を澄ませることで見えてくる風景や文化もあるということをあらためて思ったのでした。



岩手県は学生の頃に平泉の中尊寺に行ったことがあるくらいで、土地としてはあまり馴染みがなかったのですが、わが家では南部鉄に毎日のようにお世話になっています。特に南部鉄瓶で沸かしたお湯は滑らかで家族でずっと愛用しています。



最近は様々なアスリートが愛用していることで話題にもなっていましたよね。


【わが家で愛用している南部鉄瓶の買ったばかりの頃】


IHに対応しているのもありがたいですね。
はじめて南部鉄瓶で沸かしたお湯と普通のお湯を飲み比べたときは、その違いに驚きました。
このお湯でお茶を作って水筒に入れて飲んだり。



南部鉄瓶のおかげもあってなのか、わが家は皆健康で過ごせていますし、以前苦しんだ結石も今のところ再発もなく過ごせています。



健康を意識するきっかけをくれたのも南部鉄でしたね。
わが家の健康は南部鉄瓶に始まり、気がつけば風鈴も南部鉄になっていたのでした^^
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