京都で暮らすならどこに住む?〜京都市内の各地に住んで感じたこと〜

目次

京都市内でいろいろ住んでみた結果

京都市内で13年ほど暮らし、その間3回ほど引っ越しも経験しました。今回はそのときの思い出などのお話しです。

山口に帰ってきてそろそろ2年が経とうとしています。

うべの石ころ

大学から京都で過ごして、そのまま社会人になり気がつけば13年ほど京都で暮らしていました。

といってもずっと同じ場所に住んでいたわけではなく、何度か引越ししたりもしました。

冬から春に向けて引っ越しを考えている方もいると思うので、いろいろ住んでみて思ったことなどをまとめてみたいと思います。

・これから京都で一人暮らしをする学生(特に立命館大学)
・京都市内で引越しを考えている

というような方には参考になるお話ができればなと思います。

うべの石ころ

最後に京都から山口にUターンしたときの費用などもお話しできればと思います。

京都市内でこれまで実際に住んでみた場所としては

・龍安寺周辺
・二条駅周辺
・四条河原町周辺
・桂川駅周辺

になります。

一つ言えることは、どこに住むのが正解というものはやっぱりありません。それぞれの場所で良いも悪いもありました。

自分の価値観で何を優先したいかで選んでいくと必然的に場所が定まっていくので、あとは物件が空いているか

など運によることも多いと思います。

うべの石ころ

それぞれの場所で思い出はありますし、今でこそ思うこともあります。京都で暮らすひとつのイメージとして参考になれば嬉しいです。

龍安寺周辺

自分が最初に京都で暮らし始めた、まさに原点です。

うべの石ころ

大学に進学するにあたって下宿先を決めないといけないのですが、どこに住めば良いだろうかなど、当時何も考えずに大学の下宿紹介みたいなのに行ってそこで決めた記憶があります。

希望は

大学から近くてなるべく家賃が安い

という当時の自分の条件を満たしつつ、そこの大家さんがとてもいい人だったので入居を決めたのでした。

ということで

・家賃が安かった
大学からの距離が近かった
・大家さんが良い人だった

というのが選んだ理由です。

【GoogleMapより引用後一部加工】

うべの石ころ

立命館大学まで徒歩5分程度という場所だったので、今思えば近くて良かったなと思っています。自転車でも良いのですが、駐輪場が混んだりするので、徒歩ですぐに行き帰りできる場所というのはありがたかったです。

どうしても講義と講義の間が空いてしまうときなどは一度家に帰ることができるというのは個人的には良かったですね

閑静な住宅街という感じでしたが、龍安寺や妙心寺、仁和寺が徒歩圏内ということもあって

観光客の方が歩いている姿もよく目にしました。

うべの石ころ

妙心寺は境内の中を通り抜けることができるようになっていて、よく境内の中を散歩していたのが良い思い出です。

もう少し欲を言えば

大きなスーパーがすぐ近くにない
市バスやJRでのアクセスが不便

ということでしょうか。

大きなスーパー(イズミヤ、フレスコ)がある北野白梅町までは徒歩で20分ほどかかっていたので良い運動にはなりますが、雨の日や夏や冬などは外を歩くのがなかなか苦痛に感じることもありました。

うべの石ころ

学生として住むなら特に不満も感じない場所でしたが、社会人で住むとなると、市バスやJRの駅が近くにないという点が不便で卒業とともに引っ越しをしたのでした。

立命館大学の衣笠キャンパスへの通学は原則徒歩公共交通機関自転車になるかと思います。

そういうこともあって、今もそうなんじゃないかなと思いますがやはり

北野白梅町周辺

に下宿している人はとても多かったです。

・スーパーやドラッグストア、コンビニが集中している
・市バスの本数が多く、出かけやすい
・大学まで徒歩でおよそ15分

といった点もあって、多くの立命館大学生が下宿していました。

【GoogleMapより引用後一部加工】

うべの石ころ

大型スーパーのイズミヤや24時間営業のフレスコなどもありますし、大学まで歩いて15分程度の場所なので僕の友人もおおよそここの周辺に住んでいる人が多かったですね。

市バスの京都駅や四条河原町方面へのバスも次々と来ますしJRの円町駅までも徒歩でおよそ15分ほどなので立命館大学生には住みやすい環境なのは間違い無いですね。

地方から立命館大学に進学される方で迷ったら「北野白梅町」エリアで探してみるのはおすすめです。

二条駅周辺

うべの石ころ

学生の頃に住んでいた龍安寺周辺は通勤を考えると交通の便があまり良くなかったので、就職と同時に引っ越しをすることになりました。

そこで「交通の便の良い場所」ということで次に選んだのが二条駅周辺でした。

【GoogleMapより引用後一部加工】

選んだ理由としては、

・交通の便が良い(JRと地下鉄が交差している)
・市バスの本数も多い
・スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが集中している

・飲食店が多い
・阪急の大宮駅にも近い

という点でした。

ライフも夜遅くまで営業していましたし、友人が遊びに来た時も京都駅からのアクセスもよく、食事する場所もあるし

ということでとても過ごしやすい場所でした。

うべの石ころ

普段の買い物はライフコープで揃いますし、なにより交通の便が良いのでとても住みやすい場所でした。商業施設「BiVi」の中には飲食店や映画館もあり、コンパクトにいろいろなものが凝縮されていたのが印象的です。

阪急の大宮駅にも近く、JR、地下鉄、阪急、市バスとほとんどの交通機関を利用することができるので、通勤方法についてあまり悩むことはないと思います。京都駅までもJRで10分かからないほどです。

ここでおよそ5年ほど暮らしたでしょうか。

その後結婚に伴い、二人で過ごせる場所を探して桂川駅周辺へ引っ越すこととなったのでした。

うべの石ころ

結婚する前に奥さんが暮らしていたのが四条河原町エリアでした。

【GoogleMapより引用後一部加工】

うべの石ころ

京都観光や修学旅行で京都に来た人は必ずと言って良いほど訪れる京都でも一番賑やかなエリアの1つです。

昼間は多くの人で賑わいますし、特に土日や連休なんかのときは特に人が多いエリアです。毎日のように修学旅行生も目にしましたね。

ただ、四条河原町だから住んでいて一番暮らしやすのかというと

実際のところ、個人的にはそうでもありませんでした。

・スーパーが意外と少ない
・良くも悪くも人が多い
・JR、地下鉄の駅が近くにない

という点は気になっていました。

地下鉄は「四条」駅がありますが、駅の場所が烏丸よりなので少し歩く必要がありました。

うべの石ころ

とくにスーパーが少ないのは個人的に気になっていました。

コンビニや小さなスーパー(フレスコ)はあるのですが、ある程度規模の大きなスーパーがないんですよね。

自分は野菜などの生鮮食品を買って自分で調理したい派だったので、この点はいつも気になっていました。

ただ

・阪急「京都河原町」駅がある(大阪方面へのアクセス◎)
・市バスの本数が多い
・大型書店がある(個人的に◎)
・飲食店やコンビニはもちろんたくさんある
・休みの日は散歩するだけでもおもしろい

といったメリットもたくさんあります。

うべの石ころ

阪急の「京都河原町」駅は始発駅になるのでゆっくりと座って大阪まで移動できます。大阪で働いていたときはこの電車で通勤していたので、この点は良かったです。

すこし三条の方になりますが、丸善京都本店があるのも良かったです。このレベルの大型書店が山口にはないんですよね・・・。

四条河原町にはスーパーはないのですが、百貨店は高島屋、烏丸寄りに大丸、藤井大丸があります。

休日は百貨店の地下の食品売り場を歩くのは楽しかったですね。

あと、個人的におもしろいと思っているお店は

京都八百一本館

です。

うべの石ころ

生鮮食品売り場やレストランなどの入った食に特化した施設になっていて、京都観光で近くを通ったら立ち寄ってみるのもおもしろいのではないかと思います。小売業に勤めていたときは、よくここにいって商品の扱い方など勉強させていただきました。

各地の百貨店などにも出店されているので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

今の時代、野菜などいつでも食べることができるようになって、

食べ物の「旬」というものを意識する機会がなくなってきました。

でもここにくると今の「旬」というものがわかりますし、季節の移ろいに応じて売り場が

変化していく様子は通っていてとても勉強になりましたし面白かったです。

京都で最後に住んだのがこのエリアです。

【GoogleMapから引用後一部加工】

「桂」エリアのイメージとしたら、京都市内の静かな郊外といったイメージでしょうか。

二人で一緒に住むにあたって物件を探していたんですが、

・阪急とJRの駅にアクセスしやすい
・JR桂川駅から京都駅まで5分ほど
・イオンモール京都桂川店の存在
・家賃の相場が比較的落ち着いていた

・今後車(バイク)を買う可能性があり駐車場スペースの考慮

という点で決めたのでした。

うべの石ころ

市内中心部に比べると家賃相場が落ち着いていて間取りの広めの物件が多く、今後駐車場を契約する可能性もあったのでこのエリアで探しました。JR「桂川」駅と阪急「桂」駅、「洛西口」駅がありますが、桂川駅を最寄りとしました。

イオンモール京都桂川があったので極論を言えば、衣食住すべてここで揃うというのも大きかったですね。ここの食品売り場も「売り上げが相当高いんだろうな」と感じさせる売り場でなかなか良かったですね。

唯一気になった点としては、

・JRの沿線沿いだと電車の音が気になる

という点です。

うべの石ころ

JR京都線は電車の通過本数も多いですし、貨物列車も多いので窓を開けているとテレビの音が聞こえないレベルだったのでそこが最後まで気になっていました。

電車の沿線沿いで考えられる方は、音も意識しておいたほうが良いですね。JR沿線は思っていた以上に音が大きかったです。

そのほかは特に不自由なく暮らすことができました。

今まで順に追ってきたように、京都には13年ほど住んでいました。

山口の実家に二人でUターンするにあたっては、もちろん引っ越しをすることになります。

うべの石ころ

正直な話、仕事をしていたこともあり引っ越しはギリギリまで放置していたので最後の2ヶ月くらいで慌てて準備しました。本当は相見積もりをとって比較検討するのが鉄則だと思いますが、時間がなかったので前回の引っ越しで利用した「アリさんマークの引越社」にお願いしました。

かかった費用としては、ちょうど30万円でした。営業さん曰く、
今までのお客さんの中には同じ時間に一気に複数社呼んで各社値段を競合させて結果的に一番安いところと契約された猛者もいるようです。

大型家具や家電があり、京都から山口(およそ500km)なので

福岡に一度運んで、荷物を積み替えてから来られました。

うべの石ころ

今回は相見積もりをしていないので相場はわかりませんが、家にあった不要な家電や家具の処理も業者に頼んである程度事前に行いました。その費用がおよそ7万円ほどかかりました。(今思えば高すぎですね・・・)

時間がある方はクリーンセンターへの持ち込みなどで費用を大幅に節約できる可能性もあるので一度検討しても良いかもしれません。

退去時には立ち会いもあり、部屋の傷など細かくチェックされるので、

入居当初から部屋に気になる点がある場合は早めに管理会社に伝えておくことも必要ですね。

京都で13年ほど住んできましたが、それぞれの場所ごとに個性があって結果としてどこも思い出に残っています。

うべの石ころ

僕が以前勤めていた職場で生まれも育ちも京都の人に住むならどこかという話をしていたとき、その人は「烏丸御池あたりかなぁ」と言われていました。

京都市内は人によってどのエリアがいいとかは本当に個人差があるので、住んでみないとわからない部分も多いですね。

これから京都市内で新しく生活されるかたもいると思うので、今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。

今後も京都や山口暮らしに関するお話もしていけたらと思います。

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この記事を書いた人

山口県宇部市でひっそりと暮らす30代夫婦です。
お互い京都で13年ほど暮らし、このたびUターンしてきました。
趣味は写真、読書、ドライブ、園芸、絵を描くことなどなど。
関西で小売業界を経験後に社会保険労務士となり、さまざまな働き方を目にしてきました。
そんな中、「心にゆとりを持った生活が大切だ」と実感し、この度山口へ帰ってきました。
山口での生活で気づいたこと、出会った美しい風景を写真などもたくさん掲載しながら綴っていきたいと思い、この度ブログを始めてみることにしました。
見てくださった皆さんの心が、少しでも穏やかになれるような情報を発信するブログにしていきたいな、と考えています。
どうぞ宜しくお願いします^ ^

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