いつか取得したいと思っていた船舶免許に挑戦!
マリンライセンスロイヤル福岡さんで3月に新門司マリーナにて、「1級小型船舶操縦士」免許を取得してきました。
「教習など実際にどんな感じだったのか」、「事前にやっておいて良かったことは」など自分の体験をまとめてみたいと思います。これから船舶免許の取得を考えている人の参考になればと思います。
今回はほとんどの人に共通する2級部分を中心にまとめています。
↓1級部分に関することは下記にまとめました↓

先日(2026年3月)、いつかは取得したいと思っていた船舶免許に挑戦してきました。
今回取得してきたのは
です。
うべの石ころ今回の経験はとても印象的だったので、記憶に残っているうちにまとめておくことにしました。
これから取得を考えられている人の役に立つ情報にもなればと思います。
※2026年3月に取得してきた当時の経験を個人的な体験と感想を踏まえてまとめています。
今後取得を考えていらっしゃる方は教習所などのHPで常に最新の情報を確認していただけると幸いです。
船舶免許は以前から取得したいと考えていました。
理由は単純で子どもの頃から「海と船が好き」だから。
「どうしようかなぁ」とずっとモヤモヤするくらいなら
いっそのことさっさと取得してしまった方が良いと考えたのでした。
挑戦したことの後悔より、挑戦しないことの後悔の方が大きいですからね。



わが家は父方も母方も、祖父が内航海運業の船長や漁師をしていたので、小さい頃から海や船のお話はよく耳にする環境にはありました。
子どもの頃の夏休みは祖父の船に乗って瀬戸内の鯛を釣りに行ったのが楽しかったなぁ、と思い出が蘇ります。
そんなこともあって海や船が好きになったんだろうと思います。



しかし、自分は祖父とは違い海に関わる仕事をしているわけでもなく、船も小学生の頃に祖父の漁船に乗って以来・・・。
そのためまったく知識はゼロの状態でした。
そんなレベルでいきなり一級とか挑戦しても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、結果としては「問題ない」と感じました。



ただし、二級ましてや一級はまったく勉強しなくて一夜漬けでもいけるかと言われると、それは難しいと思います。
結局免許を取得したあとに困ることにもなってしまいますからね。
最低限の勉強と対策は必要ですが、自動車免許を取得できた人なら全然挑戦することができると思います。
※一級の部分についてはまた後日まとめていきたいと思います。



小型船舶操縦士について大きく分けてると1級と2級があり、多くの人はどちらを取るかで迷われると思います。
また、いわゆる水上オートバイのようなものは特殊小型船舶免許が別途必要です。
ちなみに2級に湖川小出力限定というのもありますが、先生もこの免許だけを取りに行く人にはまだ出会ったことがないと言っていました。
そのため、一般的に「船舶免許を取る」というと1級、もしくは2級のどちらかになるのかなと思います。


【国土交通省HPより引用】
1級と2級でも操船できる船の大きさは同じですが、その航行可能範囲が異なります。
また、ここの20トンというのは船の重さではなく容積のこと。
「船舶のトン数の測度に関する法律」などに詳しく定められています。



2級でも沖合5海里(おおよそ沖合9km)まで出れるということや自分は将来的に船に乗ったとしても瀬戸内だから2級でも十分かな?と最初は思ったのですが、どうせ取るなら最上位を取っておこうと考え1級を取得することにしました。
結果として自分は1級にしておいて正解でした。
ここで日本小型船舶検査機構(JCI)のHPで山口県の平水区域及び沿岸区域を確認してみます。


【日本小型船舶検査機構HPより引用】


【日本小型船舶検査機構HPより引用】
こうやって眺めてみると、瀬戸内海でも山口県沖の周防灘には2級では航行できない海域が存在しています。
そのほかには淡路島の西側の播磨灘にも2級では航行できないところが存在しているようです。
この点については、実際に教習の合間の先生との会話の中でも
沖合に出るとどのあたりが5海里なのか分かりにくいのと、潮に流されて5海里超えてしまったりなんてこともあり得ますからね。
そこに海上保安庁の船がいたりもします。なのでもし迷うなら1級を目指すのがおすすめですね。
という話をしたりもしていました。
実際に同じ教習日程で2級を受けに来られていた方も、
やっぱり挑戦しようとその場で1級に申し込みをされていました。
この辺りは将来的にどのようなところを航行したいかなどをよく考えて決めると良いのではと思います。
・仕事で使うかもしれない
・ヨットに乗りたい
・子どもたちとの活動の中で必要になった
・釣りがしたい
・なんとなく
いろいろな理由で皆さん取りにこられているみたいでした。
申し込むまで
人によってはいわゆる一発試験(小型船舶操縦士国家試験)という方法もあるのかもしれませんが、
自分は自宅から通うことのできる範囲の教習所から探しました。
わが家は山口県の西部なので、単純に
Googleで「山口県 船舶免許」と検索すると、いくつか候補が出てきました。
主な候補としたら、
・関門海技教会
・日本海洋資格センター(JML)
・マリンライセンスロイヤル
大きな選択肢で考えると、山口県ではこの3つが候補に出てきました。



最初は山口県内で完結できればいいなと考えていたのですが、意外と門司まで車で移動しても1時間くらいだということがわかったので福岡(北九州)も候補に入れて考えてみました。
さらに、自分の中での優先順位を考えたところ
①国家試験免除(登録小型船舶教習所)
②丁寧に教えてくれる
③自宅から通える
④受講料金がなるべく安い
⑤受講日程が豊富
という感じになりました。
ここの登録小型船舶教習所について、
登録小型船舶教習所とは、規定の時間数の講義と実技を受講してから学校の修了審査に合格すると国家試験(小型船舶操縦士国家試験)を免除することが認められた学校のこと。「船舶職員及び小型船舶操縦者法」に定められていて、国土交通省のHPにも一覧がまとめられています。
という感じ。車やバイクの教習所と同じですね。



いろいろと教習の雰囲気とか料金、通学のしやすさなどを考えた結果として、自分には「マリンライセンスロイヤル」さんが一番合っていると感じました。卒業後もフォロー講習などがあるようですし。
Instagramなんかでも積極的に教習の様子などを発信されていてイメージが湧きやすかったです。
高速代を考えても結果として一番安いのもこちらでした。
ただ、いきなり申し込むのは・・・。
と感じたのでとりあえずマリンライセンスロイヤル福岡さんに電話で聞いてみました。



山口県からの通学で船舶免許の取得を考えているんですけど、知識ゼロでいきなり1級とかでも大丈夫ですか?
あと合格率ってどれくらいなんでしょうか?
最初から一級で挑戦される方はたくさんいらっしゃいますよ!
合格率でいうと、2級だと10人受けて1人、1級だと10人受けて2、3人不合格になってしまう方がいらっしゃるかなという印象ですが、万が一落ちてしまっても別日に再試験を受けることができますよ。
電話口の方がとても丁寧に教えてくれました。
さすがに1級はちょっと難易度が上がるかなぁといった印象。
ただ、万が一不合格になってしまっても追加料金などは発生しないという点も安心しました。
3月の下旬の日程で受講を考えていて、電話したのが3月6日頃。
暖かくなってくると、これから枠がすぐに埋まってしまう可能性があるので、よろしければ仮押さえさせていただくこともできますよ。
もしも「やっぱりやめておこう」という場合は10日までにご連絡いただければ大丈夫です。
あと、法改正の影響で教習日数が増えることが決まっているので取られるなら今がちょうど良いかもしれません。
と仮押さえしていただけるとのことだったので、一応日程を抑えてもらうことにしました。
法改正で実技と学科を同日に行うことができなくなったということで、今後は教習日数が1日増えるとのことでした。
2日ほど考えて、マリンライセンスロイヤル福岡さん(新門司マリーナ)にお世話になることを決め、
HPから正式に申し込みを行いました。
※今回車で1時間圏内だったので良かったですが、朝が早く教習も連続日程で行われることが多いのでそこは意識しておいた方が良いと思います。片道2時間になるとさすがにきついかも。近くで宿泊した方が体力的に安全かもしれません。
申し込んだら自動返信で
「【申込受付】ホームページから受付いたしました。」
というメールが届きました。
内容は
後日、本予約の受付が確定しましたら改めてメールまたはお電話にてご連絡致します。
尚、ご予約は先着順でご案内させて頂いております。
定員に達した場合、ご予約をお承りできない場合もございますので、ご了承ください。
とのことで、受付が確定したら後日折り返しの連絡があるみたい。
確か京都で二輪免許を取得したときの教習所もそんな感じでした。
その後、次の日の夕方くらいに折り返しのメールが届きました。
内容は主に
・教習料金の振り込み先と期限
・実技講習前に知っておくと役立つ動画一覧(係留方法一覧)
・講習日程(資料が添付)
・必要書類の準備について(自宅に郵送されてくる)
主にこんな感じの内容でした。
準備する必要書類一式はその日にすでに郵送していただいたようで、
3日後ほど経ってから縦長の細い封筒で届きました。



メールには書類の返送期限が書かれていましたが、直近だったため間に合わないと感じ、電話で確認したところ「あくまで目安なので大丈夫ですよ!」とここでも丁寧に教えていただけました。
マリンライセンスロイヤルさんは電話口の方がいつも丁寧にお話しされてくださるのが印象的でした。
【必要書類にかかる準備について】
①証明写真(45mm×35mm パスポートサイズ)
②小型船舶操縦士身体検査証明書
③住民票
④その他の記入書類(申込書など)
この順番で準備していくとスムーズでした。



必要書類について、「小型船舶操縦士身体検査証明書」という書類の準備に少し時間がかかります。この書類も送られてきた封筒の中に入っていました。
「船舶免許専用の決まった書式に内科などの病院で検査を受けてから先生に作成してもらう必要がある」ためです。
病院に行く前に「この書類の作成が可能かどうか」、「その場合いくらかかるか」を事前に電話で確認しておくことが必要です。
問題はこれがどこの病院でも作成できるわけではないんです。
実際に自分もかかりつけの自宅近くの内科に電話で確認しました。



「小型船舶操縦士の身体検査証明書の作成をしていただきたいのですが、可能ですか?」
と聞いたところ、
やっぱり受付の方も馴染みがないようで
「ちょっと可能かどうか先生に確認してみますね」
からの
「ちょっと当院での作成は難しいです・・・」
というやりとりがありました。
どこでも病院なら作成してくれるだろうと思っていましたが、どうやらそうはいかないようです。
しかし、マリンライセンスロイヤルさんからのメールの中に
過去に自分の住む市町村から通って卒業された人が証明書を取得した「病院リスト」
が添付されていて、たまたま自宅近くの別の病院(内科)があったためそこに電話してみると
はい。大丈夫ですよ。
と即答していただいたため、その日に病院に行ってきて作成していただきました。
この「小型船舶操縦士身体検査証明書」ですが、
左上に申請者記入欄と証明写真を貼り付ける部分があります。
↓こんな感じの書類です↓


【国土交通省HPより引用】
「申請者記入欄」を記入し、「写真を貼って」病院を受診する必要があるため
と思います。
久々に証明写真機に写真を撮りに行ったら4枚で1,000円しました・・・。
昔はもっと安かったような気がしましたが、いろいろと高くなりましたね。



ちなみに、送られてきた案内メールには「証明写真の提出がないと当日の講習が受けられません」との注意書きが強調されていたので、やはり証明写真は一番最初に準備しました。
検査自体はどこの病院でもできそうなのにと思いますが、
どうやらこの中の「色覚」を検査するのに必要な本がない病院が意外と多いのだそう。
それでは実際に病院に行ってみます。
視力や聴覚の検査は誰もがイメージするような簡易的な検査でした。
色覚については、色覚検査の本のようなものを看護師さんと一緒に見ながら
モヤモヤした色の中に何の数字が書かれているか、
迷路のようなものを指でたどることができるか
などを答えていきます。



あとで調べてみたらこれは「石原式色覚異常検査表」というもののよう。もしも色覚に異常があると、うまく数字が読めなかったり、逆に何かが見えたりするのだそうです。こんなのがあるんですね。また新しい知識が身につきました。
最後に先生の問診を受けて終了。
30分くらいで検査から書類受け渡しまで終わったと思います。
「小型船舶操縦士身体検査証明書」のような証明書は自由診療のため、病院ごとに値段が異なります。
自分が行った病院では料金は3,000円でした。
そのため、料金についてはあらかじめ電話で確認しておいた方が良さそうです。
あとは住民票などの必要書類を揃えて、返信用封筒で返送して準備完了。
初日の教習を待つのみです。
事前にやっておいて良かったもの
事前に何か勉強してくる必要はないとは聞いていましたが、不安なので自分は予習していきました。



ここに書いているのはあくまで自分が事前に予習としてやっておいて良かったなと思ったものです。
自分は心配性なので予習をしていきました。必ずやらないと厳しいということはないのですが、今となって考えたら「これはやっといて良かったな」と思ったものをまとめました。
ただし今となって思えば、自分はちょっとやり過ぎなくらい予習していました。
なぜなら、
2級、1級どちらも学科試験については回答に迷う問題がほとんどなく、どちらも満点だったのでは
と思うくらいの手応えだったため。
なのでもしも心配な方は自分のやり方を参考にされても良いのかと思います。
それがこちら。
①問題集→一番やって良かった!
②テキスト→無理に購入する必要はない。
③ロープ(実技の修了審査対策)→事前にやっておいて良かった!
④海図の勉強(これは1級)→事前にやっておいて良かった!
①問題集と③テキストに関しては、
申し込む何ヶ月か前に個人的な勉強用に購入していたのでした。
まずは
①問題集について。



講習の当日にマリンライセンスロイヤルさんから過去問冊子は貸し出ししていただきましたが、自分は次の日がすぐに修了審査という日程だったため個人的に事前にやっておいて一番良かったと感じたのがこの問題集でした。
一級はこれに加えて



これらの問題集の注意点としては、あくまで正解の回答だけが記載されていて、解説が載っているわけではありません。
解説付きにするだけでめちゃくちゃ良い本になるのになぁと感じました。
ただ、結果としてこの問題集はやっておいて良かったです。
なぜなら、



試験の問題ってほとんどこの問題集から出てるんじゃないの???
と実際に修了審査を受けながら感じたから。
自分はマリンライセンスロイヤルさんから貸し出していただいた問題集も一通り解きましたが、
おおよそ内容・問題は同じものでした。
過去問ですからね。
国家資格の試験ってやっぱり過去問ベースになってるんだなぁと感じたのでした。



結果としては、2級も1級も試験時間を大幅に残してほとんど即答できる問題ばかりだったので、どちらも学科は満点近かったのではないかと思います。自分の場合は明らかに過剰に対策しすぎでした。
事前に問題に目を通しておおよその問われる部分は把握していたので、
実際の講義で先生が「ここは大切ですよ」教えてくださる部分にはすでに線を引いている状態・・・笑
解説は載っていませんが、答えを見るだけでも勉強になるので自分が一番重宝したのがこの問題集でした。
解説こそありませんが、
Googleで画像検索などしたり、チャットGPTなどを使うことで効率的に学習を進めることができました。



教習まで時間があるから学科を勉強しておきたい、という方はこの問題集だけは手に入れられても良いのではないかと感じます。
Amazonのレビューはなぜか低いですが、自分はこの問題集のおかげで合格できたと思っています。
次は②テキスト。
一級はこれに加えて



実際のところ、これは教習の料金に含まれているところも多いみたいで、全く同じ本を教習の初日にいただきました。一冊の値段が高いので、これは無理してまで個人的に買う必要はないかなと思います。
実技の部分でいうと
こちらの本の小型船舶教習所用もいただきました。
こちらは講義で使用するということはしませんでしたので、事前に購入する必要もないかと思います。



この本はどちらかというと合格したのちに、自分で船を運転するときのチェック用といったイメージでしょうか。
船の発航前点検や操船などについて詳しく解説されています。
これらの本は自分は以前から購入していたため、もったいないので使いました。
過去問を解きながら、「おや?」と感じた部分を確認→マークといった感じで使用。
結局のところ、過去問で何度も問われる部分は繰り返し出題されているようです。
どうしてもあらかじめ読み込んで知識として勉強しておきたいという方にはおすすめです。
次は③ロープ。


【コーナンで9mmナイロンの3つ打ちロープを2m分購入】



個人的に、「小型船舶の免許ってロープの練習しとかないといけないんだよね」という先入観があったのと、ロープワークの動画を送っていただいていたので、その練習に使用しました。
自宅に適度なロープがないので、ホームセンターのコーナンに買いにいきました。
ロープ売り場で「9mmナイロンの3つ打ちロープ」を2m分ほどカットしていただいて500円ほどでした。
※正直2mほどの長さがあればどのロープでも大丈夫だと思います。
それを使って
「もやい結び」や「まき結び(縦・横)」、「クリート止め」の動画を1日のどこかで確認して実際にやってみる
というのを数日繰り返すと自然に手が覚えてくれるようになってきます。



実際のところ、実技教習でロープワークを教えてもらい、その場で習得→その後修了審査という流れになっていたので、これはあらかじめ覚えておいて正解だったと感じています。もしもロープワークをまったく何もせずに行っていたら、ちょっと焦っていたかもしれません。
④海図の勉強



一級では海図の問題が3問(51、52、53)出題されます。
海図が苦手だから捨ててしまおう、とすると一気に不合格に近づいてしまうので、気をつけないといけません。



反対に海図は51と52の2問分に関しては出題されるパターンを抑えてしまえば比較的容易であること、さらに試験本番でも練習で使用したものと同じ内容の海図を使用するため、練習しておくとよりスムーズという利点があります。
なので、海図の勉強はあらかじめ少しやっておいて損はなかったです。
先ほど紹介した
に練習用海図(W150&W200)が付いていて、海図の解き方が解説されています。
この海図をコンビニのコピー機でA3サイズでカラーコピーして練習したりしました。



自分は海図の勉強には三角定規+デバイダー+コンパスが必要だと知っていたので、こちらもあらかじめセットを用意して練習しました。



大きめの三角定規セットとコンパスがあれば最低限の練習はできるので、無理に高額なセットを購入したりする必要はないと思います。
もちろん無理にやる必要はありませんが、問題集の海図の解説を読みながら、
実際に手を動かしてみると感覚が掴めてくると思います。
まずは51と52の2問分を事前に確認しておけば
あとがとても楽です。



自分は教習が始まる前に少しずつ上記の問題集とロープと海図の対策をしていました。結果としてこれが一番対策としては効果的でした。
テキストまでは買わなくても、問題集を読む→答えを確認というだけでもかなり違いがでるのではないかと思います。
それでは実際の学科教習についてまとめておこうと思います。
自分は週末に2級部分(学科・実技講習+修了審査)。
その翌週の週末に1級部分(学科+修了審査)という日程でした。
場所は新門司マリーナ。
入り口から入ってすぐにある左手の階段を上がったところの講義室で4日間すべて講義と試験を受けました。
実技で使う船は建物の反対側のマリーナに係留されています。


【様々な船が見れてワクワクしますね】
初日は9時から18時まで終日学科。
この日は8時30分集合でしたが、車で1時間ちょっとかかるのでもう少し早めに到着。
朝早いのはちょっとしんどいかも・・・。
ただ、ここは門司ICから近いのが良かったです。



2級の2日間は自分を含めて3人ほどで受けました。最初に「なんで船舶免許取ろうと思ったんですか?」というような雑談からはじまり、2級の合格基準などの説明を受けた後はすぐに講義に入ります。
講義ではこちらの教科書をひたすら勉強していきました。



といっても、試験で問われる可能性の高い重要な部分は先生がその都度教えてくれるのでそのような部分を重点的に抑えていきます。
たまにどう思いますか?など会話を挟みながら講義が進んでいきます。
50分講義→10分休憩というような流れで進んでいきました。
これに加えて貸出用の問題集の冊子を貸してもらえたので、過去問を解いたことのない人は
空いた時間に問題を解いていった方が良いと思います。



あと、なぜ問題集から先に解いておいた方が良いかというと、勉強していなくても答えられる当たり前のことが問われている問題も意外と多いということに気がつくからです。
するとどこの部分を勉強しておかないといけないかということが自然とわかってきます。



大事なのは教科書を隅から隅まで読み込むことではなく、「問題集を読んでどこが問われているのかを確認してから教科書の該当部分を確認する」ということです。
先生も重要な部分は教えてくれますが、
2級部分は問題数も多いため一度講義を聞いただけで問題も解かずに次の日の修了審査に向かうのは危険です。



自分の日程では初日に終日学科を受講し帰宅。翌日は実技が予定されていたため朝7時30分頃には新門司マリーナに行くというスケジュールだったので、夜も眠くて次の日の朝も早いでまともに勉強はできませんでした。
特に冬の講習だと朝の7時頃に集合というような場合もあるようです。
そうなると、教習が始まってしまうとなかなか問題集を取り組む時間は多くはありません。
問題自体は難しい内容ではないのですが、どうしても一部暗記が必要な部分がありますからね。
後ほど実技については述べますが、2日目は自分は実技が午後だったため午前中に残りの講義を受けたのち
午後は船の上で実技という日程でした。



実技の修了審査が終わったのが夕方の18時前くらいだったと思います。終わったら教室に戻ってすぐに学科の修了審査だったため、もちろん最終チェックなどできる時間はありませんでした。
なので、時間がある人は問題集から先に目を通しておくのが一番合格に近づくのではないかと感じます。
※勉強をしていると、何か効率的な覚え方がないのかなということを考えることもありました。そんな時はGeminiやチャットGPTなどに何か良い覚え方はないかを尋ねてみるというのも有効でした。意外と自分では思いつかなかった視点での覚え方を教えてくれたりしてそれが今も頭に残っていたります。
あとは、問題集でわざわざ図が出ているような問題(エンジンや浮標識、海図図式や天気記号など)は同じような問題が何回も繰り返し問われている印象でした。
修了審査に関してはマーク式で黒のボールペンで回答を塗りつぶすスタイルでした。
試験時間は十分に長くとってあるので、時間が足りなくなるということは余程のことがない限りないと思います。
※もしも1級を目指す方は2級部分のエンジン関係に関しては1級の「上級運航Ⅱ」でとても大切になってくるのでエンジン関係に関してはより丁寧にお話を聞いたり意識しておいた方が良いと思います。
実技は教習の2日目に行われました。
この日は4人いたため、2人ずつ午前午後とに分かれて実技と学科を行いました。
自分は午前中に学科を受けた後の午後13時過ぎから実技でした。
実技は先生とマンツーマンで行いました。
GoogleMapで海を上空から見てみます。


【GoogleMapから引用後一部改変】
最初の1時間半ほどは沖には出ずに、マリーナの中で
船のエンジン周りの確認や暖機運転、コンパス方位測定、安全確認、ロープワークなどを行いました。
このときに「ロープの練習をあらかじめしといて良かった」と実感。
てっきりすぐに出て操船するのかと思っていましたが、やはり「安全第一」が試験のすべてです。



服装は一般的な動きやすい服装と呼ばれるもので大丈夫でした。余程のことがない限り波を被るというようなこともないかと思います。
ただ午後の海は海面の反射が意外と強かったので、普段常用しているサングラスがある方はつけていた方が海の上のブイなどが見やすいかもしれません。
あとは、春先の暖かい日でしたが、やっぱり船で沖に出ると肌寒かったです。
昔祖父の漁船に乗っていた時は教習艇よりも大きかったため、そこまで波の揺れを感じることはなかったのですが、
自分が実技で乗った船は意外と「小さいな」と感じる大きさ。
もうひとつの船は「船舶免許 教習艇」と画像検索すると出てくるような船でした。
※この日は教習艇が2艇あり、自分の乗った船は一般的な教習艇よりも小さい船でした。
案の定沖では波の影響を大きく受けました。
それではこれから沖に出て教習しましょうか。
ということで、その後は船のエンジンを入れ、防波堤の外へと出ていきます。
やはり防波堤の外は波が大きく感じられます。
そして、沖をフェリーなどが走っているので、意外とその船の引き波を受けたりでゆれる時はかなり揺れました。
しかし普段船に乗っていない人間からすると新しい景色でワクワクします。



対岸の塔など目標を定めて前進、後進、蛇行など船を意図した進路に進ませることができるかの練習します。その後人命救助を一通り練習しました。船の舵輪は車のハンドルとは違って戻ってこないのと、波と風の影響を大きく受けるので最初はどっちを向いているのかなどがわからず大変でした。
実技で最も大切なのは「安全確認」だと感じました。何かの動作をとる前には常に船の周囲を声を出しながらチェックしてから動作にうつるというイメージ。とにかくこれが大事だと思います。
途中休憩を挟みながら練習しましたが、やはり実技は時間が過ぎるのがあっという間に感じられます。



人命救助についてはその時の風と波の影響で大きく変わるので、事前に対策というのは難しいですが練習のときにその日はどのような角度で接近すると救助しやすいかを練習を通じて意識しておくと、試験までに風向きや潮の流れが突然変わるということもあまりないので、船の近づけ方などはイメージしやすくなるのではないかと思います。
最後はマリーナの中で着岸の練習を何度か繰り返しました。
休憩を挟んでいよいよ修了審査。
修了審査を担当されるのは、教習で教わった先生ではなく、もう片方の先生。
先生が入れ替わって修了審査を行いました。
それでは今から修了審査をしますね。
あとは先生から「〇〇を確認してください」など問われる通りに
船の発航前点検から進めていきます。
ロープワークについても、先生から「〇〇結びをしてください」というように問われながら、
先生の目の前でロープを結んだり。
この点に関しては、事前に送られてくるロープワークの動画を練習しておけば問題ないと思います。



自分は船舶免許の実技試験というのは操船がほとんどだと思っていたのですが、やはり発航前の点検なども試験でしっかりと問われるのだなと感じました。「船舶免許は安全第一」が徹底されている印象。
そういう意味では、このあたりはまったく意識しておらず、この部分は当日はじめて知るような形でした。



余裕のある人は、実際に実技に入る前にあらかじめ操船方法だけでなく、発航前の検査についてどのようなものがあるのかを頭の片隅に入れておくだけでも精神的に大きなアドバンテージになると思います。
船の引き波があったり西陽が眩しかったり想定外でしたが、なんとか課題を終え着岸。
クリート結びで船を係留。
おおよそ30分程度で修了審査は終わりました。
この場では結果はどうだったかなどの説明はありません。



実技審査が終わり日が傾きかけた中、教室に戻ってすぐに学科の修了審査。終えてから教室を出ると19時30分を回っていて外は暗くなっていました、日の出から日没まで、みっちりと教習と試験でとても疲れた1日でした。
※やっぱり実技教習で船酔いする人は一定数いるのだそう。沖に出てスピードが出ているときは大丈夫でも岸に戻ったときに酔ってしまったりする人はいらっしゃるみたいです。
今回は2級の範囲について、実際に体験してきたことをお話ししました。



マリンライセンスロイヤルさんの場合だと、不合格になってしまった人の場合は2日以内に電話などで連絡があるそうです。つまり何も連絡がなければ合格なのだそう。
結局、2日経っても何も連絡がなかったので、
「2級は合格したんだな」と思いながら次の1級の対策を
進めていました。



2級の人はこれで教習はすべて終了になります。
免許証の発行には1カ月ほど時間がかかるとのことでした。



最初は武闘派の先生が出てきてしごかれたらどうしようと心配していましたが、マリンライセンスロイヤルさんの先生はどの方も口調が丁寧で「優しい」先生が多かった印象です。なんとか合格させてあげたいというのが伝わってきました。
これから取得を考えている友人や兄弟にもおすすめしてあげたい教習所でした。
次回は1級についてのお話しをしたいと思います。
↓1級部分に関することは下記にまとめました↓









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