買取専門店でネックレスを査定してもらいました
みなさんは不用品の断捨離はどうしていますか？
うべの石ころ最近家の断捨離を進めているのですが、一部のものは買取専門店で査定をしていただいています。
先日、家の中から昔祖母が買ったと思われるネックレスが出てきました。
買ったお店もジュエリー専門店。ケースもちゃんとしたもの。
しかしデザインが今の時代には合わないため、誰も付けることなく眠ったままになっていたのでした。
そこで
うべの石ころ本当に価値があるものなのか、自分の目ではわからないので一度プロに査定してもらおうと思ったのでした。
ということで
今日は、当時の購入金額が大きかったネックレスを査定してもらったときのお話をしたいと思います。
金相場が非常に高騰している現在、はたしていくらになったのでしょうか。
うべの石ころ鑑定士さんともいろいろお話をさせていただき、とても勉強になりました。
これから断捨離を考えている方にも役に立つお話ができると思ったのでまとめてみたいと思います。
※今回のお話はあくまで個人的なお話の中で見聞きしたこととなります。こんな考えもあるんだなという視点で見ていただけると幸いです。
家の中を掃除していたとき、ネックレスが出てきました。
それがこちら
【もってみると重みがある。値札は215,000円】
【こちらも当時購入したときの箱の裏に215,000円の値段が書かれていた】
うべの石ころ値札が残っている状態で、２つ合わせておよそ４０万円です。
この価格。
そしてみるからに金色の外観。
うべの石ころこれはもしや金なのでは？
という考えが浮かんできたのでした。
家にあっても誰も身につけることもないし・・・。
せっかくなので、プロに鑑定してもらおうと考え、査定に持ち込むことにしたのでした。
いわゆる大手ではなく、独立店舗として営まれている買取店へ行きました。
行く前に電話で今から行きますと予約？を入れていざ出発。
鑑定士さんいらっしゃいませ。お待ちしておりました(^^)
買取店って結構殺伐とした雰囲気なのかなと思っていたのですが、田舎だからかとても穏やかな雰囲気。
さっそく持ち込んだネックレスをみてもらいました。
うべの石ころこれなんですけど、どうですかね？
鑑定士さん最近特に金は高騰してますからねぇ。
しっかり確認させていただきますね(^^)
まずこれが本物の金なのか、お話はそこからになります。
刻印や比重なども含めてこのネックレスが金なのかどうかを目視や機械などを使って調べていただきました。。
待つことおよそ１０分。
鑑定士さんお待たせいたしました。
うべの石ころどうでしたか？
鑑定士さん結論から申し上げますと・・・。
金・・・ではないですね・・・。メッキになります。
ということで、
このネックレスの素材は金ではなくメッキ
なのでした。
鑑定士さん買取価格としては値段がつかないものになってしまいます・・・。
要するに、
買取価格は０円・・・。
うべの石ころ祖母がおよそ４０年前に当時４０万円以上で購入していたネックレスですが、まさかの０円査定だったのでした。
金ではなくてもある程度値段がつくものなのかなと思っていましたが、０円は意外な結果でした。
今回は査定だけお願いしていたので、これらは家に持ち帰りまた家の奥で眠りについたのでした。
うべの石ころ今回の査定は０円でしたが、鑑定士さんといろいろとお話をさせていただいた経験は僕が今まで関わったことのない業界のお話だっただけに非常に勉強になりました。
今回鑑定士さんとのお話の中で学んだことを書き残しておこうと思います。
あくまで今回伺った鑑定士さんの意見なので
もちろんすべてが正しいというお話ではありませんが、今後の参考として残しておこうと思います。
大手だから一番高く買い取ってくれるというわけではない
よくみかける大手の買取専門店。広告などにかかる費用は非常に大きなものになります。
そんな中で利益も出さなければならない状況。買取価格が低めに出ることも多いようです。
あと、たまに
「今なら○○の買取価格○○%アップ！」などの広告も見かけます。
鑑定士さんあの条件ってご覧になられたことあります？
まず満たすことのできる方は少ないです・・・。
「今なら○○の買取価格○○%アップ！（ただし条件を満たす人に限ります）」
イメージとしたらこんな感じのよう。
うべの石ころ確かに高く買い取っていただけることはあるのかもしれませんが、広告に釣られる前に条件をよく確認することの大切さを教えていただきました。
今回お世話になった鑑定士さんも、もともと大手で修行されていたとのことで
大手の商売方法なども熟知されていたのでした。
なぜジュエリーはこんなに高いのか
今回持ち込んだネックレス。当時で４０万円を超える値段で購入していたのですが、査定結果は０円。
なんでこんなことが起こるのかも丁寧教えていただきました。
鑑定士さんジュエリーの値段には作る材料費以外にも、人件費やお店の維持にかかる費用、その他もろもろが含まれています。
買い取る側の我々がみているのはあくまで素材とデザインなんです。
うべの石ころ要するに、「そのジュエリーの素材は何か」が買取においては大きな要素になるということ。
もちろんデザインなども考慮して買取価格をつけることはあるみたいなのですが、
今これ身につけて外歩きますか？
という観点でみると、やはり価値はないというものも出てくるようです。
鑑定士さんただ、これで４０万円というのはやりすぎなような気もしますね・・・。
少し闇の部分が見えたような気がしたのでした。
金かどうかの見分け方
うべの石ころ金かどうかって素人ではわからないですよね？
鑑定士さん金ってすごく比重が重たい物質なんですよ。なので見た目よりも重たいんです。なかなか手にすることはないですが、金の延べ棒を持ってみると、ずっしりとして驚きますよ。
鑑定士さんあと金は磁石に反応しないんです。磁石を近づけてみてくっつくようならメッキの可能性が高いですね。簡単な見分け方としたらこんな感じです。
うべの石ころただし、磁石にくっつかないから本物の金だ！ということにはならないので、やはりプロに鑑定してもらうのが一番良さそうです。
早めに売った方が良さそうなもの
鑑定士さんハガキや切手、テレホンカードなんかも年々買取価格が落ちてきていますね。
スマホの普及などで公衆電話の数も減少したり、切手も昔と比べると需要が大きく減っています。
そして切手などは今と昔では価格も変わっているため、８４円切手にするために何枚も切手を貼らないといけない・・・。
というような手間などもあるため、今どんどん買取価格が落ちているそうです。
鑑定士さん今後は買取不可になる可能性もあるので、不要であればお早めにご相談くださいね。
とのことでした。
うべの石ころ「需要」と「供給」という当たり前の話なのですが、なかなか普段意識している方は少ないと思います。
鑑定士さん着物なんかも今は値段がほとんどつかないですね。
着物の生地なんかは買うと非常に高いのですが、それを売るとなると買取価格は大幅に下がるようです。
ロレックスやヴィトンのバッグは強い
鑑定士さんロレックスやヴィトンのバッグなんかは買取価格が高くつく傾向にありますね。
数あるブランドの中でも、これらはやはり強いみたいです。
うべの石ころ僕が小売業で働いていた頃、同じお店の中のテナントの方で元宝石商というなかなかに面白い経歴の方がいらっしゃいました。
よくお話をしていたのですが
「ロレックスはええでぇ」
とよく言っていたのを思い出しました。
時計買うならロレックス持っとくのがええよとアドバイス？を受けていたのでした。
当時はそうなんですねぇ、と言っていたのですが、近年の相場などをみたり、鑑定士さんのお話を
聞いていると、やっぱり不動のブランドは強いなぁと実感したのでした。
ただし、ブランドによっても買取価格は大きく異なるみたいです。
極端な話、
正規店で購入してその足で買取店に持ち込んでも価格はほとんどつかないものもあるということ
ブランドだから「価値」があるという単純な考え方は危険ですね。
今回の査定を受けて、
うべの石ころ金ってやっぱりなかなかないものなんですかね？
という話をしていたところ、
鑑定士さんうちに持ち込まれるものの中でも「え？こんなものに金が使われているんですか？」というものって結構多いですよ。
というお話になりました。
というのも
鑑定士さん昔って金は今よりもかなり安かったんです。
意外と昔の宝飾品には金が使われていることって多いんです。
うちに持ち込まれるものも「こんなものにこんな高い値段がつくんですか！？」と驚かれる方も多いです。
とのことでした。
日本が誇る世界有数の貴金属取扱会社である田中貴金属工業さんのHPを見ても
うべの石ころ金相場が昔に比べて遥かに上昇しているのがわかります。
昔は今と比べても金の価格が安かった分、アクセサリーなんかに使われていることが多いみたいです。
しかし現在世界中に存在する金をすべて集めても、プール４杯分程度にしかならないということ。
そう考えるとやはり金は非常に希少価値が高い物質であるということもわかります。
新NISAが始まり株式への投資が注目を集めていますが、
うべの石ころ流動性が高くインフレにも強いと言われている金はアセットアロケーション（資産配分）を考える上でも今後意識しても良いかもしれませんね。
おわりに
普段からものを買うときは「価格」と「価値」を意識するようにはしているのですが、
今回の査定はその大切さを改めて教えていただけた良い機会となりました。
鑑定士さん曰く
鑑定士さんこれ捨てようかなぁと悩んでいるものがあれば、一度査定にお持ちください。意外なものに高い値段がつくことって結構あるんですよ。
とのことでした。
費用対効果を考えると断捨離で一気に捨ててしまうのもありかもしれませんが、
うべの石ころ一度捨てる前に「需要」と「供給」、「価格」と「価値」というキーワードで冷静に考えてみれば意外と身近に売れるものってたくさんあるんだなぁと実感しました。
我が家はそれ以来ちょこちょこ鑑定士さんに査定を依頼しに行くようになったのでした。
迷っている方は一度聞いてみるのも良いのかもしれませんね。
ネックレスに値段はつきませんでしたが、鑑定士さんとのお話のなかで、
アセットアロケーション（資産配分）を考えるきっかけにもなったので、個人的には行ってみて良かった
です。
こんな感じのお話も今後増やしていけたらなぁと思います(^^)
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