メジロが飛びまわり梅の花がハラハラ舞い落ちる
僕は山口に帰るまで京都で13年ほど過ごしていました。
京都の春といえば桜のイメージも強いのですが、実は桜よりもさきに見頃を迎える絶景があります。
今の時期に京都に行くんだけど、どこかおすすめの場所ってあるの?
という方。もちろんおすすめできる景色はたくさんあります。
3月の京都で僕が実際に見た中でとくに感動したのが
城南宮のしだれ梅と落ち椿です。
春先の三寒四温の気候を感じながら、日向はすこし暖かい。そんな穏やかな晴れた日。
しだれ梅と落ち椿の絶景
に出会うことができます。
時期があえば
も開催されていますよ。
梅の木々の間を飛び回るメジロの姿もかわいいですし、ハラハラと舞い落ちる梅の花びらもまた美しさを感じます。
こういう景色をみると心が穏やかになりますし、なによりもこのときの情景はずっと心に残っています。
今日はそんな京都の早春の絶景、僕が過去に撮影した城南宮の風景をお届けします。
城南宮のお花だよりはこちらから確認できます。
なお、この記事で記載している情報などは執筆時での情報ですので、訪れる際などは事前に最新の情報をお調べください。
城南宮は京都市伏見区に位置しています。京都の中でも南側にあるイメージです。
地図上の赤色のピンの部分です。
【Googleマップより引用】
車のお祓いをしていただけるので、京都では城南宮のお守りをつけた車をよく見かけますよ。
【閑話休題】
昔話の一寸法師のお話をご存知の方も多いと思います。御伽草子の中では、大阪の住吉からお椀の船に乗って川を上ってきた一寸法師が、城南宮の近くにあった鳥羽の津という港で降りて京に向かったというお話があり、城南宮には一寸法師のお守りもあります。
宇治拾遺物語などの説話集や御伽草子などの物語は、今でもその土地に名残が残っていたりします。
京都は特にこのような物語の宝庫なので、古文が好きな方は読んでから散策してみるのもめちゃくちゃ面白いですよ!
撮影した写真はこちら
【夕方の光に照らされる梅の花と落ち椿】
【しだれ梅の落ちた花びらもまた美しい】
【この日は夕方まで眺めていました】
【よくみるとメジロが飛び回っている】
【メジロは花の蜜を好むようだ】
【動きが速く撮るのが本当に難しい】
【メジロが飛びまわり花びらがはらはらと舞い落ちる】
【休憩中】
【何かを見つけた?】
【苔の絨毯の上に落ちる赤い椿がまた美しい】
【しだれ梅の魅力にこの場所で気がづきました】
【じっとする時間がないので本当に撮るのが難しい】
その日の天気によって見え方はさまざまです。
奈良時代の万葉集には梅を詠んだ歌が数多く残っており、香りについて詠まれたものも多くあります。
城南宮には数多くの梅の花があるので、その空気に包まれていると心穏やかになりますよ。
やはりおすすめは晴れた青空の日。中でも僕は夕方の西日が差し込んでくる時間帯の情景が特に印象に残っています。
城南宮のHPに過去の開花情報が載っていましたので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
【城南宮HPより引用】
城南宮の梅が見頃を迎えると、平日土日問わず多くの人で賑わいます。
そのため、平日に行けば人が少ないかも、というのはまずありません。
城南宮のHPにも注意書きがあります。
【城南宮HPより引用】
僕が訪れていたのも平日でしたが、本当に人が多く賑わっていました。
京都市内はなるべく公共交通機関を利用して観光したいですね。
僕はいつも電車で行っていました。
城南宮のHPにも詳しいアクセス方法が載っています。
【城南宮HPより引用】
僕はいつも表の1番上、京都市営地下鉄「竹田」駅から徒歩で行っていました。
およそ15分から20分くらいなので、僕はそれほど駅から歩く感じではないと感じました。
わかりやすい行き方としたら、
①駅を出てから名神高速道路の高架に沿って歩いていく
②すると「油小路通」に出るので左に曲がる(南へ下がっていく)
③ずっと真っ直ぐ進むと「城南宮道」にぶつかるのでこの交差点を右へ
すると奥の方に参道入口の鳥居が見えてきます。
大きな道路に沿って歩いて行けば、迷わず到着できるはずです。
おわりに
今日は僕が京都に住んでいた頃に見ていた城南宮の風景をお届けしました。
春=桜のイメージが強いですが、一度ここの梅と椿をの風景をみると、また春のイメージが大きく
変わるのではないでしょうか。
京都市内には10年以上暮らしていたので、山口の風景と合わせてちょこちょこと京都のお話もしていきたいなと思います。
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