「育児のバイブル」とも言われる本を読んでみる
この前まで暑いなぁと思っていたら、一気に寒くなり12月になってしまいました。
うべの石ころ気がつけば今年もあとわずかですね。
そんな中、わが家では10月に第一子が誕生しました。
山口大学医学部附属病院の皆さんには本当にお世話になりました。
生まれてからはバタバタした毎日で気がつけばもう12月。
ようやく落ち着きを取り戻してきました。
生まれてからは
オムツ替えやミルクに抱っこなどを通じて、日々新しい発見や成長を感じる中で
赤ちゃんを迎え入れる準備から始まった最初の一ヶ月は
特にわからないことだらけの毎日でした。



予定日が近づくにつれて気になっていたのが、「どこまで準備したらいいのか」という点。また生まれてからはどのように育児と向き合ったら良いのかなど、とにかく「漠然とした不安がある」という点でした。



育児に関する雑誌を読んでみると、おすすめアイテムがたくさん載っていて、どこまで準備しなければいけないのだろうかと逆にわからなくなったり。
すべて揃えることができれば良いのかもしれませんが、
「本当にこれって必要なのかな」「ここまでしないといけないのかな」
という別の不安が次々と湧いてくるのでした。
そんなときに、わが家はある本を読み進めながら日々を過ごしています。
それが



こちらは現在岩波文庫の青色の帯から子どもの月齢別に上中下の三冊構成で出されています。
読み進めてみて、はじめての赤ちゃんを迎えるお父さんお母さんをはじめ、小さな子どもと接する機会がある方は一度読んでおくとその後の気持ちの持ち方や考え方が良い意味で変わるんじゃないか、そう感じています。



この本は「これから赤ちゃんを迎えるお父さんお母さんたちにとてもおすすめできる本」だなぁと感じたので、わが家では夫婦で読み進めています。
著者の松田道雄先生は明治41年(1908年)に茨城県で生まれ
京都大学医学部を卒業後、京都で小児科医として活躍。
その後、1998年に89歳で亡くなられるまで多くの著書を残されました。
そんな松田道雄先生の代表的な著書である『育児の百科』。
現在は岩波文庫の青帯から『定本 育児の百科』として出版されています。



本屋でたまたま目に留まり、そしてその読みやすさに加え、今の自分が知りたいことや興味のあることが子どもの成長に合わせて次々と書き連ねられていることに感動して、三巻セットを購入しました。
この『育児の百科』は、1967年に刊行されて以降、改訂を重ねながら多くの人に読み継がれ
育児に関する本としては最も知れ渡った本の一つと言っても良いのではないでしょうか。



自分の母親も松田道雄先生の著作は知っていて、自分が生まれたときも読んでいたようです。初版から60年近く経った今でも、改訂を重ねながら読み継がれてきたんだぁなと実感しました。



実際に読んでみると、当時からこんなにしっかりと育児について解説された本があったんだと驚くことの方が多かったです。



岩波文庫なので硬い内容で読みづらいんじゃないかという心配を持たれる方がいるかもしれませんが、まったくそんなことなく、とても平易な文章で語りかけてくれるように育児の疑問について教えてくれます。
本屋さんの岩波文庫のコーナーで一度探して手に取ってみてほしい一冊です。
子どもの成長に合わせて読み進める



文庫本でも一冊が500ページを超える分量なので、忙しいお母さんお父さんが一気に読み進めるのは難しいかもしれません。



しかしこの本の一番最初に触れられているように、子どもの月齢に合わせて必要な項を読み進めれば良いと書かれていて、わが家でも子どもの成長に合わせながら気になる項とあわせて読んでいます。
この『定本 育児の百科』の一巻のもくじを覗いてみると
・誕生まで
・誕生から1週まで
・1週から半月まで
・半月から1カ月まで
・1カ月から2カ月まで
・2カ月から3カ月まで
・3カ月から4カ月まで
・4カ月から5カ月まで
という大項目の中に
・この週(月)の赤ちゃん
・そだてかた
・環境
・かわったこと
・集団保育
などの中項目があり、これらがさらに詳細な項目に分かれながら説明されていくという構成になっています。



赤ちゃんが過ごす部屋はどのような環境が良いのか、母乳が良いとは聞くけどなぜそう言われているのか、粉ミルクの飲ませ方の注意点などの一般的な疑問点だけでなく、生まれる前から生まれた日以降の赤ちゃんの様子はどのようなものなのかが成長に合わせて非常に詳しく記述されています。



子育てに正解はないですし、すべての赤ちゃんに当てはまることはないかもしれませんが、先生の経験などに基づく膨大な情報がとてもわかりやすく読みやすい文章で語りかけるように書かれています。



昔の育児本だと内容も古いのかななんて思う方がいるかもしれません。確かに今の時代と少しギャップのある部分もありますが、読み進めていくとむしろ本質的な部分は昔も今も同じなんだということがとても良くわかります。
子どもと関わることのある方すべての人におすすめできる本だなぁと実感したのでした。
おわりに
予定日が近づくにつれて、
子どもが生まれる前からの準備や生まれた日の項は特にじっくりと読み込んでいました。



実は、生まれた直後にすぐにNICUに入院するという予想外の事態が起こりました。しかし、その時も冷静でいれたのはこの本を読んでいたことが大きかったのかなと感じています。



育児はこんな感じで進めていけばいいんだなと気持ちを楽にしてくれて、プレッシャーから解放してくれる本でした。
あらかじめ先回りして読んでおくと、ふとした変化にも冷静に対応できるのではないかと感じています。
これからは子どもの育児に関する投稿も増えていきそうだなぁと感じる今日この頃です^^









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