プランターでもきゅうりがたくさん採れました

山口にUターンしてからは、春に何の野菜を育てようかなと考えています。自宅の10坪ほどの畑スペースとプランターで家庭菜園を楽しんでいます。



今年ははじめてきゅうりを種から育ててみることにしました。何の品種が良いかなぁと探していたところ、面白そうな品種を見つけました。
それがこちら。
ナント種苗 「できすぎなるなる」
です。



ユニークな名前とパッケージに惹かれて面白そうだなと思ったので、種を購入して育ててみることにしました。
届いた種のパッケージはこんな感じ。


【なかなかユニークなパッケージですね】



このパッケージからいかにもめちゃくちゃ収穫できそうな予感がしますね。



「できすぎ警報緊急発令」ですからね。いったいどれくらい収穫できるのでしょうか。


【パッケージの裏面】
山口県は「一般地」になるようです。種まきの時期は3月から8月までいけるみたいですね。
昨年は安いきゅうりの苗をで地植えしてみたのですが、
一つはすぐに枯れてしまったり思うように育てることができませんでした。
ということで、今年(2025年)は「できすぎなるなる」でリベンジします。



正確にいつ種を蒔いたのかの記録をとっていなかったのですが、おおよそ種まきから1ヶ月で苗が仕上がるとのことなので、おそらく4月上旬ころに種まきしたのだと思います。
ナント種苗さんのオンラインショップのHPに種まきについて記載がありました。


【公式オンラインショップHPより引用】
最近わが家は種まきを行うときにこちらの土を使っています。
住友林業緑化株式会社 「土太郎」





今まではホームセンターで販売されている種まき用の培養土を使用していたのですが、水をはじくため馴染ませるまでに時間がかかってしまい、あまり好きではありませんでした。他に良い土はないかなぁと探していたときに見つけたのがこちらの「土太郎」でした。



パッケージはこんな感じで少し地味ですが、こういうのっていかにもプロ用という感じですよね。


【パッケージの表面】


【パッケージの裏面】



正式なやり方はわかりませんが、土太郎をそのままポットに入れ種を蒔き、水をかけるとスーッと染み込んでいくのでとても簡単でした。いろいろと蒔いてみましたが問題なく発芽したので買って良かったなと思いました。
おおよそ1ヶ月ほどである程度の苗に育ったので植え付けてみることにしました。
2025年5月26日
苗を植え付けました。
思った以上に発芽したため、地植え以外にも余ったプランターに植え付けてみることに。


【5/26:プランターへ植え付け】
こちらの苗ですが、丁寧に育てていたかというとそういうことはなく、仕事も忙しかったため
日々の水だけやりながら結構放置してしまっていました。



植え付けのときにすでに花が咲いていてちびきゅうりが見えますね。
2025年5月31日
こんな感じで植えました。


【5/31日の様子】



植え付けたプランターですが、ちゃんとした土ではなく、その前にスナップエンドウやゴーヤを植えていた古い土に腐葉土などを足しただけの土です。本当は花ちゃん培養土などで植え付けするのが理想ですが、今回は余っていたプランターと鉢をそのまま転用しています。



あとはたまに固形の化成肥料を少しあげたりする程度でほとんど放置した状態でした。
風通しは良いのですが夕方になると西陽が差し込む場所ですので、特に夏はなかなかの暑さになる環境です。
次々ときゅうりができます
植え付けてからは少しづつ成長していましたが、その間も引き続き水と肥料だけあげながら放置。
気がつけば2mほどまで伸びました。
2025年7月14日


【2mほどまで成長しました】


【どんどんきゅうりが成長しています】


【立派なきゅうりができました】
写真は7月14日に記録として撮ったものです。



きゅうりに関してはこれよりも前からどんどん成長しており、その都度収穫していました。名前の通り次々に花が咲き、きゅうりができています。



地植えにした方に関してはそれよりも早く成長しており、少し目を離すととんでもなく大きなきゅうりがぶら下がっていたり・・・。
当初は7月いっぱいで収穫は終わりかなと思っていましたが、
8月のお盆を迎えた現在でも収穫は続いています。



ナント種苗さんのきゅうり「できすぎなるなる」の「できすぎ警報緊急発令!」は確かにその通りでした。
家庭菜園で自分が育てて食べる分にはなにも気になりませんが、育ててみてやっぱり
農業の楽しさと厳しさを学ぶことができます。
新卒で最初に就職したのは小売業の青果部門でした。



美味しい野菜の見分け方や販売の仕方などいろいろと勉強したのを懐かしく思います。当時いろいろと勉強したのですが、一般の方が読んでも面白い本などをご紹介します。





今紙の本での出版は無いようなのですが、とても勉強になる本です。
東京の北千住駅の近くにある「野菜の匠 杉本青果店」杉本晃章さんの本です。



美味しい野菜の見分け方、産地、品種、食べ方を自身の経験をもとにお話されています。一般的な美味しい野菜の見分け方本とは大きく異なる本です。
お店のHPにも「野菜うんちく」として載っています。読んでみると新しい知識が身につきます。



主に青果を販売する人や野菜ソムリエ向けの本になるのですが、一般の人が読んでも興味深い内容です。見分け方はもちろん、販売方法のヒントなど様々な角度からの情報がたくさん掲載されています。自分は改定10版の本を購入してよく読んでいました。
大阪中央卸売市場HPの「食材図鑑」のページに「改訂9版 野菜と果物の品目ガイド」の情報が掲載されています。



野菜や果物を青果の販売員がどのように販売しているのかという、一般の人ではあまり気が付かない面白い視点を学ぶことができます。
お盆を迎え、少しづつ秋が近づきつつある中、まだ頑張ってくれています。



育てていて気づいたのですが、この「できすぎなるなる」は今もまだ病気にかかっていません。この耐病性の高さも収量につながっているのでしょうね。



昨年、ナント種苗さんの種からオクラ(大奥)を育ててみたのですが、こちらも食べきれないほどたくさん収穫できました。



ナント種苗さんの種はユニークな名前とパッケージの商品が多いイメージですが、育てやすく収穫もたくさんできる品種が多いイメージです。来年もナント種苗さんの種から何か育ててみたいと思います。



今年は仕事が忙しく、わき芽の管理など細かくできませんでした。来年はもう少し育て方を確認しながら育ててみたいと思います。
今後も趣味の家庭菜園の様子などもお伝えしていきますのでぜひご覧ください^^
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