大文字山によく登っていた頃の話
京都の夏の終わり、8月16日に「五山の送り火」が京都の街を照らします。
最も有名なのが、大文字山の「大」の文字ではないでしょうか。
送り火の「大」の文字が点火されるので、大文字山と呼ばれます。
市バスの「銀閣寺道」バス停で降りると、真正面に「大」の文字が見えます。
学生時代からよくここに登っていました。
大文字山の火床から京都の街を眺めると、思った以上に遠くまで見通すことができます。
今から10年以上前に撮影になりますが、かろうじて手元に残っていました。
大文字山より眺める夕暮れに染まる京都
京都タワーを望遠レンズで切り取る
大文字山から京都の夕暮れを眺める
なんと大文字山の上でねこに出会いました。
大文字山から京都の街並みを眺める
望遠レンズ(200〜400mm)を使うと、違った景色が撮影できます。
これは、大文字山から撮影した母校立命館大学
大文字山から立命館大学を切り取る
大学卒業後、一時期住んでいた二条駅周辺も見通せます。
大文字山より二条駅の周辺を眺める
?
大文字山に登るのには、さまざまなルートがあります。
僕はいつも銀閣寺の横から登っていました。
銀閣寺の門の前を左に曲がり、鳥居の方に向かって歩いていきます。
鳥居の前まで来たら、ここを右に曲がります。
すると大文字山の登山口に到着します。
およそ30分〜40分ほどで火床に到着します。
ここが最も有名でわかりやすいルートになるかと思います。
ただし、大文字山に限らず、登るときに注意すべき点もあります。
大文字山でも遭難事故が発生している
京都市消防局によると、令和2年度、
大文字山での山岳救助が17件発生しているようです。
アクセスが非常にしやすい山であり、高さもそこまで高くないので気軽に登られる方が多いのですが、
登るルートがいくつか存在し、行きと帰りで違うルートを選択することで迷われる方もいらっしゃるようです。
登りやすい山ではありますが、木々も多い茂っている、一部足元も悪い部分もあるので、特に日没前後は注意が必要です。
実際に登る際は、事前にしっかり準備して、水分を持って歩きやすい服装で行かれることが大切です。
今日は、大文字山によく登っていたころのお話をしました。
下からみると、そんなに高さは感じられないのですが、実際に登るとそこから見れる景色は絶景です。
カメラを担いで登ると、結構体力を使います。
多くの観光地を巡る途中に組み込むというよりは、この日は大文字山を登る!という意識で行かれる方が良いと思います。
気分転換には最高の場所ではないでしょうか^^
コメント